プロフィール
人物像
対妖魔用特殊警察に所属するメンバー。磯崎真奈が赴任してくるまではサブキャップを務めていた。事件の際には現場に出向いても、直接戦闘することは少なく、情報収集や状況の分析にあたることが多い。またAMPの使用する武器や装備の殆どの開発に携わっている。五感を電子変換(リアクト)し、電脳空間(ロジックスペース)に直接アクセスして活動できるヴィジョネイルと呼ばれる電脳のエキスパートの中でも世界に数十人程度しかいないとされる『特α級」の能力を持つ。
人間より、メカに愛着を示しており、原作初期には壊されたスピナーに取りすがって泣いたことがあるほどのメカ好き。デュ―イ(二足歩行型のロボット)、ヒューイ(AKIRAの金田のバイクみたいなバイク)、ルーイ(見た目モノリス(キディ談)にそっくりなハイパー光学コンピューター)という三種のAIを開発し、さらにはドナルドという人工衛星も個人で所有している。
祖父のステファン・L・マーベリックが著名な科学者であり、その発明や自身の発明で相当な額のパテント料を得ているようで、メンバーの中でもひと際豪華なマンション(プール付き)で一人暮らししている。
何故か男性に縁遠く、香津美やキディ、由貴と違ってプライベートで男性絡みの話が描かれたことがない(この点は那魅も同じ。ただしレビアはPSのゲームでオリキャラの男性と若干の絡みがあった)。キディからは「そろそろ彼氏見つけなよ」やらルーイからも「彼氏を探された方がいいのでは?」と心配されている。
妖魔との戦いが終結した後は、AMPとしての活動もしながら、自分の会社を立ち上げたり、政府の仕事にも参画していた模様。
外伝の「幕末闇婦始末記」での名前は平賀麗華。本編同様に様々なものを発明している。演じたのは澤田夏子氏。
能力
前述の通り、五感を電子変換(リアクト)し、直接電脳空間(ロジックスペース)内で活動できる「ヴィジョネイル」と呼ばれる者達の中でも「特α級」の能力を持ち、電脳空間内では「神」にも等しい存在である。(ただし電子変換中は生身の方の防御が疎かになる。作中ではその弱点を突かれて生身の方を襲撃され、負傷している)
現実世界においても、(捜査上どうしても必要な場合等でない限りやらないが)個人データの書き換えから、各種データベースへのハッキングによるデータ改ざん、プロテクト破りはお手の物。また所持している人工衛星からビー厶を照射して、地上の妖魔を焼き払うこともでき、劇場版2ではベイブリッジと同化した妖魔を、原作終盤ではAMPの本部と同化した巨大妖魔を焼き払っている。(その際妖魔の断末魔の反撃で衛星を破壊され、大きなダメージを受けた。後に衛星は知り合いのヴィジョネイル達によって新造された)
(恐らく当人の趣味もあって)電脳・現実世界ともにアングラの世界(今でいうところのダークネット、ダークウェブ)にも通じており、ヴィジョネイル達の間ではかなりの有名人であることから、その方面に知り合いが多く、顔が利く。その伝手で違法ソフトを入手し、捜査に活用したりすることも。
ちなみに同じ作者の別作品で同じく電脳世界を舞台に活躍する彼女らとは友人同士だったりする。(サイレントメビウステイルズにて登場。ただし内一人は後ろ姿のみ)
余談
連載前の設定では、香津美と二人でコンビを組むストーリーだった。
続編『サイレントメビウスQD』では、ラリーの後を継いで次世代AMPの署長に就任している。
AMP最強のプロポーションの持ち主で、作画の際は「海外の女性やプレイメイトを参考にしてください」と原作者が指示を出していた、という逸話がある。