概要
映画『翔んで埼玉』に登場する阿久津翔(あくつしょう)×麻実麗(あさみれい)の腐向けカップリングタグ。『翔んで埼玉』には原作が存在するが、阿久津は映画オリジナルキャラクターであり、原作には登場しない。そもそも、原作には千葉の事が一行も出てこない。
- 阿久津翔
阿久津翔の項目も参照の事。
千葉解放戦線リーダー。年齢は不明だが、映画現代パートで現代パート主人公の父親が「阿久津君もいい青年じゃないか」と述べており、実は20代(多く見積もっても30代前半)の可能性がある。
映画で観測できる範囲内では一人称は「私」。麗の事は「麻実」と呼んでいる。
「制服的でストイックなイメージ」「彼自身の中に潜んでいる野望は、麻実麗の直線的な野望と違ってねじれが生じている」(公式ガイドブックより)。
黒髪でオールバック。執事モードの時は黒服にサングラスやシルクハット。千葉解放戦線モードの時は軍帽みたいなものを被って大漁旗をマントみたいに体に巻いている。デザイン案の段階では千葉解放戦線モードの時は迷彩柄にする案もあったとか。
趣味/特技はピーナッツ責め。地引網で鍛えた足腰の強さには自信があるらしい(公式ガイドブックより)。
栃木県人の演技が上手いあたり、かなりの演技派と思われる。また、自分の本来の性質とは違う(と思われる)執事役も粛々とこなしていたり、自分を殺すのが得意なのかもしれない。目的のためには手段を選ばない感はある。でも根は熱い男だったから最終的に麗と熱い友情を築いていた。
- 麻実麗
麻実麗の項目も参照の事。
埼玉解放戦線メンバー(のちにリーダーに昇格)。高校3年生。公式動画で「18歳」と明言されている。参考→https://twitter.com/m_tondesaitama/status/1091900538080219138。
映画で観測できる範囲内では一人称は「私」(なお、原作では「麗」が一人称)。阿久津の事は「阿久津」と呼んでいる。
「貴族的で華麗な雰囲気」(公式ガイドブックより)。
髪の毛は紫色でウェーブがかっており、両サイドの前髪が長く、顔にかかっており、特に顔の右側はほとんど外から見えない。後ろ髪は耳の高さで結んでいる。映画序盤では髪が耳を完全に覆っているので確認できないが、途中から段々耳が外から確認できるようになり、両耳(特に右耳)にピアスをしているのが確認できる。恐らくは中の人が普段からしているもの(私服姿の雑誌のインタビューで同じようなピアスが確認できる)。右耳に6つ、左耳に1つしている。
マントもショートベレ(ベストの事)も実は2種類以上劇中で着ている。どこで変わっているか確認してみよう。
身体を筋トレで鍛えているので劇中でも自宅ではダンベルを持っていたりワイングラスに生卵が入っていたりする。
原作ではアメリカ留学期間は2年ほどだが、映画では10年以上になっている。
おかよを庇おうとしたり、おかよのせいで埼玉県人とバレてしまっても彼女を責めないし、百美が逃げ遅れたせいで千葉解放戦線に捕まった時も彼を責めなかったりと優しい性格。反面ちょっと理想主義的すぎるきらいもある(ように思われる)。当初は都知事になるために学院に送り込まれたが、多分あの直情的な性格だと政治家とか向いてなかったと思う。
キスシーン
阿久麗を語る上で欠かせない、阿久麗の根幹をなす要素。
劇中で、百美と麗は千葉解放戦線に捕えられ、アジトの別々の部屋に監禁されてしまう。そこで事前に「千葉県人に捕えられた埼玉県人は全身の穴と言う穴にピーナッツを詰め込まれてしまう」と聞いていた百美は、麗が九十九里浜で阿久津からピーナッツ責めに遭う事を想像してしまう(ここではまだキスはない)。そして色々あって窮地を脱するも、百美は急病に罹ってしまい、寝ている間に夢を見る。それは麗が千葉解放戦線のアジトに捕えられ、「私のしもべになれば命だけは助けてやろう」「いい子だ」と阿久津に言われてキスされるというものだった。
要するに夢オチなのであるが、その破壊力たるや凄まじく、多くの腐女子たちが沼に沈んでいった。ちなみにこの映画ではキスシーンが複数回登場するが、夢オチであるこのキスシーンが一番濃厚な描写である。なお、キスシーン中では麗はひたすら喘いでおり、阿久津の台詞に対するまともな返答をしていない。更に阿久津がキスで麗の口をめっちゃはむはむしている、いわゆる貪る様なキスをしているのに対して麗も阿久津の口をめっちゃはむはむしている(貪り合っている)。これは一体どういうことなんですかねえ…。
中の人情報
当初キスシーンは脚本には無く、麗役の人が「原作の世界観の再現やBL感を出すために(阿久津役)君とキスをしたい」と監督に直談判し、監督は最初戸惑い、阿久津役の人は「要りますか、それ…」と1週間抵抗した。ちなみにキスシーンでは阿久津が杖によって麗への乳首責めを行っており、「"ポセイドン"という杖の逆側で(麗役)さんの胸をぎゅっとやるんですけど、胸が大きくていらっしゃって、乳首が見えてるなと思いながらチューをさせていただいた」と阿久津役の人は語っている。麗役の人は「(阿久津役)くんは真面目で、ステッキで僕の左の乳首を舐め回しながら、右に少し移動してクルッと回して『監督、こんな感じでよろしいでしょうか?』って(笑)」と語っている。
pixivにて
映画封切り日は2019年2月22日だったが、3週間後の3月19日までR-18作品しか小説カテゴリには投下されなかった。逆にイラスト・漫画カテゴリには4月10日現在までR-18作品は投下されていない。
半生なので検索避けを忘れないようにしていただけると嬉しいですが必ずしも強制されるものではありません。
余談
ところで結婚したらどこに住むの?千葉?埼玉?