陸(キノの旅)
りく
pixivでは主にタグとしては「陸」が使用されている。
CV:大塚芳忠(旧アニメ)/松田健一郎(多数決ドラマ、新アニメ)
キノの旅に登場する、シズとともに旅をしている人語を話す犬(本作では犬は珍しい生き物であり、モトラドと同じく喋っても不思議ではない存在として認識されている)。シズがメインとなる回では彼が語り手となる。
一人称は「私」(シズの前等では「わたくし」)で丁寧な口調で話すが、犬ゆえに人とは価値観が違う面もあり、モノローグでは割とシビアかつ現実的な考え方をしている。
いつも笑っているような顔だが、楽しくて笑っている訳ではなくデフォルトの顔であり、陸自身は誤解されることもあって度々言及するほど困っている。
シズが故郷を追われた後にとある任務で出会い、シズのことを「シズ様」と呼び忠誠を誓っている。後に同行することになったティーの事は当初好ましく思っていなかったようだが、徐々に打ち解けていき、彼女からは非常に懐かれている。
シズの定住地探しに付き添いつつ見守っているが、失敗続きである為、近頃は達観し始めている。役割としては主にシズへの助言やティーの御守りを任される事が多い。
1巻『コロシアム』や8巻『船の国』で出会ったキノに対しては好印象を持っているが、エルメスとは相性が悪く、彼に対してはいつも毒を吐いている。
スピンオフである『学園キノ』では、銀髪に白い肌の美少年(自称ベルギーからの転校生)となっているが、キャラがかなり変わっているので注意。
以下22巻のネタバレ注意
22巻第五話にて彼がシズと出会い、慕えるようになった経緯が判明。
傭兵時代のシズが仕事でとある国の王族への荷物を届けることになり、その荷物の白い子犬が陸であった。
初めはシズに狼藉を働き彼を困らせるも徐々に行儀が良くなって行き、シズも彼にわずかだが情が芽生えて来た。
しかし、届け先の国では革命が起きてしまい、王族も全滅してしまっていた。
その届けるはずであった暗殺されたお姫様が子犬に付けた名前が「陸」であった。
その後、シズは彼を"戦利品"として引き取った。
喋る理由は本人曰く「犬は人間の数倍の速度で年を取るから」らしく、何も不思議ではないそうだ(なおシズは不思議がっていた)。
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