概要
本作の舞台であり羽仁はるか達が暮らしている都市。作中世界は過去に滅びの災厄ターシャリー・アセンションが起きた後、様々な人種からなる残存人類が肩を寄せ合うように暮らしている。悌上たまきは幼少期、差別や迫害を受け東方移民会なる組織のキャラバンに保護される形でここにたどり着いた。この街ではよく、罪獣が発生しており被害を受けている。
周辺の地区
- ミナベ区
はるか達が通う陽ノ杜学園がある地区。
- ヤマノミ区
ここに東方移民会があり、たまきや他に陽ノ杜市への移民に成功した人々が暮らしている。
- カミツカサ区
はるかが住む地区。通学路は狭い。
- ハザマ区
中華のような背景が特徴で、商店街が多い。義堂あみが住む地区。ここに彼女の義理の両親が経営していて、あみも手伝っている遠東豹という中華料理店がある。
- フセミ神社
はるかとたまきがミュージカルのロケで向かった場所。陽ノ杜市からは離れた場所にある。
動かない風車
陽ノ杜市とその周辺地域に点在する巨大風車。600年前から存在しており、手入れされる事なく放置されているにもかかわらず、朽ちる気配は全くない。普段は全く動かず、動いたところを見た者は誰もいない。
しかし、ハートプリンセスと罪獣との戦いのみ風車は動き、第4話で風車の設計を調べた大信めぐみ、智鳥かなで、吉忠まことからは、「私達と罪獣に関係があるのでは?」と月猫族の信ちゃん達に問い詰めたことがある。
第5話でかなでが発見した風車の設計図と無数に張り巡らされたケーブルを元に三人が滅却牢ドリルで風車の調査をしたところ風車のある地帯の地下深くには溶岩地帯が広がっていた(調査途中で謎のゲートが出現し、そのゲートから罪獣オクネーリアが現れた山岳地帯に飛ばされた為調査は中断された)。
また、それを寄り集めた塔があり、この街のシンボルとされている。その塔の下部には、飲食店や宿泊所、遊技場などが造られており、陽ノ杜随一の賑わいを見せている。
月猫族が何故この仕掛けを隠そうとしているのかは不明。
関連タグ
罪獣:この街ではこの存在による被害を多く受けている。
ハートプリンセス:この街を守る存在。