命がマズイみたい。
概要
2013年に村上隆とSTUDIO PONCOTANが制作したCGアニメーション。2016年12月に放送された1話とは、また別のものである。
あらすじ
平凡な家庭で育った普通の少女、羽仁はるかは修学旅行で沖縄に行くことに。上空に打ち上げられる花火を楽しんで見ていた道中、超巨大な球体のロボットの襲撃に巻き込まれ、飛行機は半壊。はるかとたまきは強く手を握るが離ればなれになってしまう。運良く生存したはるかは、友人のたまきと再会するが……!?
登場人物
2年A組の女子生徒。ピンク髪のツインテールの少女。身体が悪いのか薬を飲んでいる。飛行機から投げ出されたものの、運よく生存し、同じ墜落地点で友人のたまきに再会するが、墜落で機能停止したはずのジェットエンジンが再び回転したことで彼女が吸い込まれ、怪物になるのを目撃してしまう。襲われそうになるが、マスコットの仁ちゃん、義ちゃん、礼ちゃんに助けられ、ピンクプリンセスに変身する。
はるかと同じクラスの女子生徒。2016年版と異なり茶髪のおかっぱで泣きぼくろが特徴。運良く生存するも飛行機が墜落する際、謎のメカのようなものに寄生され、怪物になってしまう(ジェットエンジンに吸い込まれる際に手足が極端なまでの長さに伸びるというホラー演出がされている)。何故かココロノタマを狙って友人のはるかを襲っているが……?
2年B組の女子生徒。無口でクールだが、はるかが落とした薬を拾ってあげる優しさを持つ。外ハネのセミロングヘアーで、髪は水色。墜落事故で飛行機から投げ出されてしまうも、ピンクの危機を鑑みた義ちゃんに、ハートプリンセスの力を与えられた。ピンクの元へ駆けつけ、怪物となったたまきと対峙する。
2年C組の女子生徒。読書が好きな大人しい性格の少女。茶髪のボブで前髪をピンで留め、眼鏡をかけている。墜落事故で飛行機から投げ出されてしまうも、ピンクの危機を鑑みた礼ちゃんに、ハートプリンセスの力を与えられた。ブルーと共にピンクの元へ駆けつけ、怪物となったたまきと対峙する。
- なっちゃん(声:小林ゆう)
学校の教師。沖縄修学旅行を1番楽しみにしていた。
2016年版と異なり黄色の毛並みで耳の先端はピンク色になっており、オレンジと水色のオッドアイのマスコット。はるかに変身能力を与える。
水色の毛並みで、ピンクと黄色のオッドアイのマスコット。ピンクの危機を鑑みて、あみにプリンセスの力を与えた。
ベージュっぽい毛並みで、黄色っぽい目と緑っぽい目のオッドアイのマスコット。ピンクの危機を鑑みて、ゆかりにプリンセスの力を与えた。
余談
パイロット版と2016年版とで、キャラクターの性格や容姿が異なるキャラクターが多い。また、プリンセスの衣装も2016年版では腰にステッキの留め具が付いていたが、こちらでは、変身アイテム収納用のポーチとなっている。監督の村上隆が納得いかず、このアニメは一旦お蔵入りとなるが、2016年12月に未完成の1話を放送したことで、このパイロット版が2017年にドキュメンタリー付きで放送された。後に完成版の1話を同年の9月24日に放送する。
関連タグ
6HP…旧1話から3年後に放送されたTVアニメ。こちらは手描きのアニメーションとなっている。