「あれが飛び立つと、この星は終わる。」
曖昧さ回避
概要
以下は、第6話「信じるものは何ですか?」とそれ以降のネタバレが含まれています!!
第6話で吠上房之介が悌上たまきに語ったこの世界の真実であり月猫族の本当の目的とされている存在。彼らが手を結び、人類を置き去りにしてこの星を飛び立とうとしているという。それに必要なのが、アメツチノマナと呼ばれる星の生命エネルギー。膨大なエネルギーが要るようでそれを唯一効率よく得られる方法がハートプリンセスと罪獣との戦い。アメツチノマナはプリンセスに宿るココロノタマにしか溜めることができない。もしエネルギーが溜まれば眠っているヒノカミは飛び立ち、世界が滅ぶ。つまりプリンセスは、月猫族に利用されている少女達だったということになる。過去に600年前のプリンセスである孝愈川ふゆせと地狼族の英雄・房路はこの事を知り、戦争を止めようと両陣営を説得しようとしたが失敗に終わった。
余談
月猫族の描写に関しては胡散臭い描写がちらほらある。
- 第3話でピンクプリンセスが罪獣ガストリマルギアに捕食された際、仁ちゃんはパートナーのピンクよりも彼女の中のココロノタマの心配をしていた。
- 第4話でゴールドプリンセス、パープルプリンセス、グリーンプリンセスが房之介を除く地狼族3人と戦闘をすることになると、プリンセスの応援はするものの、「何があってもココロノタマだけは」と話しており最悪、パートナーよりココロノタマを優先しようともとれる言動をする。
- 第5話、6話ではプリンセスになってくれない者に対して強制契約をする。(前者は半強制、後者に至っては、強制契約に加え強制的に変身させる)
- 第7話ではるかやたまきが勿忘郷へ向かう際に見た過去の記憶で、600年前のプリンセスである孝愈川ふゆせは、ヒノカミの存在について語っており、「私たちは月猫族に、ヒノカミに騙されていたのよ!」と述べる点も説得力を持たせている。