「みんな、後は任せろ。遺された者たちは俺が何とかする。」
CV:松岡禎丞
概要
陽ノ杜学園の中等部男子クラス2年生の男子。第1話で、スイートポテトサンドがなくなり落ち込む羽仁はるかに欲しいかと声をかけていたが、第2話で本格的に登場。はるかとはケンカ友達で、悌上たまきとも仲が良い。その正体はハートプリンセスと敵対する地狼族の1人。
人物像
地狼族のリーダー格で、仮面の男とは、今は協力関係でいる。彼については「利用するもされるもお互い様だ」と述べ、なぜ仮面の男の言いなりになっているのかと疑問を抱く王に対して、勘だと答えていた。学園に潜入している際はフランクな様子を見せるが、地狼族としては、冷静沈着な性格。とある事情で片脚に傷がある。プリンセスには嫌悪感を抱いているが、後述する動向を見るに根は優しいのが窺える。
動向
たまきの幼少期の回想で、当時(10年前)移民キャラバンを狙った野盗に襲われた彼女を助け出していたことが判明する。上記の片脚の傷はその際に残っていたようだ。怪我を負ったたまきに対し、「大丈夫か?」と声をかけている。牙更城王の回想ではツミトガノカケラの説明をし、王と作戦を実行する。
それからは義堂あみを誘おうとするはるかの相談に乗り、途中で嗅霧湖四条に声をかける。はるかには「(要約)ブレない所はある意味尊敬するから頑張んな」と応援はした。ブループリンセス覚醒後は仲間と今後どうするか話し合いその後、地狼族の墓と思われる場所でお墓参りをして「(中略)遺された者達は、俺が何とかする」と呟いていた。
カナモリが民俗芸術研究部の合宿へ向かっていた際に彼と連絡をとり、罪獣でプリンセスを仕留め、ゲートを開く作戦を仲間と実行する。罪獣は倒されたが、ゲートは開き、そのままゲートへ続く道へと向かった。その際にたまきに四条達と話していた所を目撃される。どうやらゲートの行き先については知らなかった模様。合宿後は、仮面の男と悌ちゃんの策略で廃墟の映画館でたまきと遭遇。そこで自分の正体やプリンセスと世界の真実、月猫族の本当の目的を話す。たまきに自分達と月猫族の陰謀を阻止しようと持ちかけるが、彼女が罪獣化され、戦闘になる。その後、浄化されたたまきを自分達のアジトへ連れて行き、地狼族の英雄・房路と月猫族を裏切ったプリンセスについて語る。その際たまきには、どうするかは自分で選ぶといいと声をかけている。その後、600年前の過去を知ったたまきに自身の戦う理由を問われると「戦いを終わらせる為」だと答えた。その真意を聞き、プリンセスになると決心した彼女とこれ以上罪獣を使って街を荒らさないという約束を承諾した。
余談
600年前の地狼族の英雄である房路に容姿が似ており、第7話ではるかが房路の幻影を見た際は、房之介と見間違えている。たまきも房之介の目的を聴いた際は、房路の面影を見ていた。果たして房路との関係性は……?
関連タグ
地狼族
ハートプリンセス:敵対勢力