CV:金丸淳一
概要
本編主人公である雛咲深紅の兄で、21歳のジャーナリスト。
深紅同様強い霊感を持っている。 仕事の恩人である高峰準星の消息を追い、氷室邸に辿り着く。
自殺した母・深雪から受け継いだ射影機を使い、霊に対抗するが、強大な怨霊を前に、高峰と同じく屋敷に捕らわれる。
顔立ちが霧絵の想い人に瓜二つであったため何もされずに解放されるが、彼女が怨霊と化した理由を知り、霧絵の魂を救うために屋敷の奥へと進む。
シリーズ第3作『刺青ノ聲』でも出演しているが、深紅の悪夢内に限ってのものであり、本人ではない。
『濡鴉ノ巫女』ではある写真に登場し…。
アニーダム
彼は行方不明にになった高峰の行方を追い氷室邸を訪れているのだが、実際本編は行方不明になった兄を深紅が捜すというホラーゲームである。
深紅が兄らしき人を見かけると「兄さん!」と声をかけるが、兄は深紅の声を無視してどこかへ行ってしまう始末。
そのため、深紅は再びその行方を追わなければいけないのである。
なおかつ上記の通り一度は解放されたにもかかわらず、再び屋敷に入っていくという深紅の努力を無駄にする行為に走る。
そしてEDでもその自由奔放ぶりな行動がもたらす結末から、行動などを含めアニーダムと呼ばれている。
ちなみに深紅が探索中に声をかけても反応を返さないのにはちゃんと理由がある。
氷室邸内では呪いの影響か時空がおかしくなっており、過去や未来の映像が時間軸を無視して現れることがある。
そのため深紅が真冬を見てもそれはそれより遥か前にそこを通った真冬の映像でしかなく、本人がそこにいるわけではないため反応を返すことはないのである。
逆に真冬も屋敷を探索する間に、自分より後に訪れる深紅の姿を度々見ているらしい。
関連イラスト
関連タグ
濡鴉ノ巫女(ネタバレ注意)
続編では妹、深紅が産んだ雛咲深羽が登場。
姪にあたり、容姿も似ている点が多い。既に真冬自身が故人であることから当然面識はない。
しかし、物語が進むにつれて実は
深羽の父親は真冬
であることが明かされる。
刺青ノ聲の終盤で深紅が霊体の真冬と再会したことがメモに残されており、このときに深羽を授かった。
四年後に深紅は死期を悟り(霊体との子を授かる際に寿命を持ってかれた為)兄と終わることを求めた為、真冬は幽婚を受け入れた。
幽婚の儀式の写真は後に娘の手に渡り、母の禁じられた想いと父親の正体を知ってしまう。
真冬が何故、妹と関係を持ったのか彼の気持ちは最後までわからないが、黄泉の門から離れ婚儀を挙げたことを考えると真冬も深紅に対して妹以上の愛情を向けていたと思われる。
真冬が深羽の存在を知っているのかは不明。
余談であるが近親相姦の子供は零シリーズで二人目である。