概要
青いトリトンとは海のトリトンの初期題名であり、同題名でアニメ版のパイロットフィルムも製作された(パイロット版は虫プロ製作)。
当然ながら物語の展開も異なる。
原作版のみの登場人物
矢崎和也-前期主人公。トリトンを拾った日に大津波が起き、父親を失う。そしてトリトンを弟の様に可愛がっていた。中学卒業後就職するが、ある日カッとなって先輩を刺してしまい、逃走。その後六蔵に拾われ貨物船「無骨丸」の船長に拾われ、ボーイとして働くが、ポセイドン族に囚われてしまう。
その後トリトンに救出されるが、既に目も見えず口も聞けない姿に変わり果てていた。
和也の母-周囲がトリトンを忌み嫌う中、女手一つで和也とトリトンを育てた。
本家のばあさん-和也の父の母で、息子の死はトリトンのせいと考え、トリトンを憎悪していた。
丹下全膳-井苔流泳法の指南。トリトンに海での闘い方を教える。後に沖洋子が弟子入りする。
沖洋子-トリトンの地上での友人で沖重工の娘。生まれつき心臓が弱く、ポセイドンの策略で若くして落命してしまった。
洋子の父-沖重工社長で洋子とは逆にトリトンを嫌悪していた。ポセイドンに要塞の資材と建造費を・脅迫・要求される。
六蔵-貨物船「無骨丸」の船長で和也を拾うが…
トリトンの子供達-後半にピピとトリトンとの間に生まれた子供達で二男五女だった。しかし、過酷な環境を前に兄弟姉妹は次々と落命し、最終的には父親と同じブルートリトンのみが生存する。
また、放送終了後に発売された絵本版ではこの展開が流用され、成人したトリトン&ピピが7人の子供を産み、育てる結末のハッピーエンドとなっている。
関連項目
バランサー(漫画)・同じ途中で主人公が交替した作品繋がり