概要
妹紅は原作では服装や髪の色含め白色と赤色を基本としたカラーリングであり、「青妹紅」は主に元々の妹紅の赤系統のカラーリングを青系統にするというアプローチである。
一般に、キャラクターのカラーデザインを別系統のカラーリングに変更するという創作アプローチは例えば「2Pカラー」などの視点で行われており、青妹紅もまたその一つという性質を持つ。
妹紅については従来は主に二次創作的なカラーチェンジによる創作であったが、弾幕アクションの一つとしてとしてその自由対戦モードに複数のカラーリングが準備された『東方深秘録』に妹紅が登場した際、カラーパターンの一つとして青系統による妹紅が登場した。
『深秘録』における青系統をベースとした妹紅には二種類あり、一つはリボンや足元を含めた全て(履物にデザインされたお札の縁のカラーは除く)が同系統の青色または藍色であるものである(カラー番号06)。ただしその髪は濃い赤または小豆色のようなカラーリングとなっている。
もう一つのパターンは上記の物とは逆に髪色が青色系統になるものである(カラー番号08)。
ただし服装のカラーは赤系統ではなくブラウスとリボンと足元が黒に近い濃い緑色、履物がモスグリーンに近い緑色である。
妹紅はその火炎の妖術を駆使するキャラクター性も相まって燃えるような熱を感じさせる表現で描かれる事のあるキャラクターであるが、「青妹紅」においては涼しげで穏やかなイメージに変化するという特徴的な要素も持つ。
一方で、妹紅が纏うその青い炎のゆらめきは時に涼しさと並んで赤色を越えた熱もまた同時に感じさせるものでもあるなど、「青妹紅」は妹紅にまつわるアレンジ的な創作として独自の印象を与えるアプローチでもあるのである。
関連イラスト
- 青色の炎とともに