魔導物語Aとは
- 1993年12月10日に発売されたPC-98用ソフト『魔導物語ARS』のAにあたる作品
- 1995年11月24日に発売されたゲームギア用ソフト『魔導物語A ドキドキばけ~しょん』
を指す
1の魔導物語Aについて
PC-98用ソフト『魔導物語ARS』の一つ・A(アルル編)にあたる作品。
内容は、来春から魔導幼稚園に通うことになる4歳の頃のアルル・ナジャの初めてのおつかい。
森の先に住む祖母の家まで、お薬を届けに行くことになる。
森の道を歩いていると、茂みの中から、黄色い不思議な生き物が見えた。
アルルはその不思議な生物を夢中で追いかけていたが、見失ってしまい、辺りを見回したら…みたこともない景色。アルルは怖くなって大泣きしてしまう。
迷子になったアルルが途中で森の妖精達をいじめるアウルベアと戦いながら、祖母の家に到着するまでのお話となっている。
2の魔導物語Aについて
ゲームギア用ソフト。正式タイトルは『魔導物語A ドキドキばけ~しょん』。
一応上記のARSのアルル編をベースにしたリメイクとなっているが、内容は大幅に異なる。
明日からは魔導幼稚園も、長い夏休みとなる。
アルルは、自分だってもう4歳で「おねーさん」なのだからと母に頼み込み、妖精の森の先にある祖母の家にひとりで行くことになり、お弁当とお土産を片手に森の中に入っていくが…。
ARSのアルル編との違いとして、既に4歳のアルルが魔導幼稚園に通っている点と、既に妖精たちと仲良しになっている点が挙げられる。
そのためアルル編の続編と思われることもあるが、時系列ではやや無理が出てくる(アルルの誕生日は7月22日なので、もしARSの後だと仮定すると5歳の誕生日直前ギリギリになってしまう)ためパラレル設定と思われる。
一応、このGG版がアルルの4歳の誕生日の頃の物語だとははっきりと明言されていないのだが、「もう4歳になったのだから」という言い回しが存在するため、
ARSと設定を強引に繋げるとすると5歳直前(7月21日以前)だが、本作単体で考えるなら4歳になったばかり(7月22日以降)と考えた方が自然だろうか。
なお、サタンが珍しく完全な悪役でありレジャーランド建設のためだけに森を伐採している。