概要
著:上野遊、イラスト:一真、によるライトノベル。全4巻。
ストーリー
主人公・椎名明の17歳の誕生日に彼の前に現れたのは、全身黒尽くめの死神のような少女―――シュバルツリヒト。
彼女がいうには、明は魔王であり、彼の召喚によって彼女は現れたらしい。
”そんなバカな事があるか”と取り合わない明。
しかし、シュバルツリヒトに続いて、彼女の能力を狙って大企業の令嬢である鹿島要と、小学生みたいな政府のエージェント大門桜まで現れ、明の静かだった私生活は混迷を深めていくのだった―――。
登場人物
- 椎名明(しいな めい):人よりちょっと不幸体質な、極々一般的な男子高校生。両親が失踪して一人暮らし。
- シュバルツリヒト:明の前に現れた、魔王軍四天王の一人を名乗る少女。自分の影から武器を生成することができる。
- 鹿島要(かしま かなめ):軍需産業を手掛ける鹿島重工の令嬢。シュバルツリヒトの能力を狙っている。
- 大門桜(だいもん さくら):見た目は小学生の女の子だが、実際には政府の極秘組織のエージェント。シュバルツリヒトを保護するためにやってきた。
- 浪岡典子(なみおか のりこ):明が所属する文芸部の先輩で部長。
- 杜野美弥(もりの みや):明のクラスメイトにしてゲーム仲間の女子。バレー部のエースでもある。身長188cm。
- 小虎(シャオフー):中国から密航してきた少女。日本人と中国人のハーフ。小柄な割に胸は大きい。
- 大虎(ダイフー):小虎の兄。血は繋がっていない。
- 張雷芳(チャンレイファン):中国軍の女性将校。階級は少尉。ある事件を解決するために日本にやってきた。
- メイド長:要の側仕えしているメイドたちの長。身辺警護の任務も負っている。
- 緒花・火鳥・風子・美月(おはな・かとり・ふうこ・みづき):要の側仕えのメイドたち。警護のために様々な技能を仕込まれている。