黒巣信長
くろすのぶなが
かつて男塾きっての大問題児だった男。
プロレスの試合で日本の選手が海外の選手に叩きのめされているのを見てリングに乱入しては海外の選手を逆に叩きのめす、戦車で在日米軍基地に単身で襲撃するなど、後述の外人嫌いによる数々の問題行動が原因で投獄されていたが、江田島平八の手回しにより釈放され、そのまま復帰を果たす。
海外の人間を異常なまでに嫌っており、テレビのバラエティ番組で海外のタレントが日本に対する批判を述べているのを見ただけでも激昂してテレビを粉砕し、さらには先述の凶行にまで至るほど。
獅子丸の事は瞳が青かった事から初対面の時点で「何で外人が男塾にいやがる」と不快感を露わにしていたが、共闘を経てからは外人嫌いも収まっていき、頼れる仲間となる。
連載初期の頃は獅子丸、十蔵と並ぶレギュラーメンバーだったが、後半では張悟空とのコンビで前作の富樫・虎丸ポジションに該当する解説役に回っていった。
名前や見た目など織田信長をモデルにしていたからか、回想シーンを除いた初登場時点で口調はどこか古めかしさがあったが、それもすぐになくなっている。
高所恐怖症だったが、ワールド男杯の日本代表を決める「選抜試験」(男塾のグラウンド〜中国の北京まで10時間連続でロープを掴んで現地まで移動する)によって克服し、決勝戦での黄山での試合も問題なく戦う事が出来た。
何気に男塾生の中で女性との色恋沙汰が描写された数少ないキャラクターでもあり、とある病院の看護師に一目惚れした時は大雨の中でも告白の返事を待ち続けるなど、イロモノな見た目に反して一途な恋愛観の持ち主。
無限流活殺術という身の回りにある日用品などの道具や野生の動物まで、ありとあらゆるものを武器として扱う武術を得意とする。
中でも普段から履いている巨大な下駄を両手に嵌めての戦法がメインとなっている。