概要
初出は「真・女神転生デビルサマナー」で、種族は“龍王”。
デザインは一本角に装甲のような鱗をまとう蛇で、呪殺反射の防御耐性やスキル“麻痺にらみ”の実装など祟り神とされる原典の反映が見られる。
ただし龍王種族の悪魔でも最下級の存在で、デビルサマナーシリーズ以外の登場は殆ど見られない。
「デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト」では主要登場人物の一人、綾女が使役する悪魔として登場する。
デザインは、目隠しと猿轡を噛まされ鎖で拘束された、鼻先に角のあるメスの大蛇で、睨みつけることにより標的の生体マグネタイトを強制的に放出させ死に至らしめる“死亡告知”という能力を持つ。
ヤトノカミの使役には、悪魔の一部を術者が体内に埋め込み制御するという特殊な召喚術が用いられており、代償に身体と精神が徐々に侵食され最後にはヤトノカミに取り込まれてしまう。
作中では、八神将の舎那が変身したパールヴァティとナンディの群れを全滅させ、丸薬の力で異形と化した弥虎(ショウテン)を死亡告知で撃破している。
しかし倉橋黄幡が仕掛けた蠱毒の呪詛にヤトノカミが掛かったことで、綾女の肉体への侵食が加速。綾女の死とともにその魂を取り込んだ。
だが綾女は魂のみで逆にヤトノカミの肉体を掌握し、死亡告知を用いて黄幡と相討ちに持ちこんでいる。