祟り神
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たたりがみ
祟り神とは、災いをもたらす超自然的存在のこと。荒ぶる神。祟る神。荒魂とも。
古来日本では力を持つ超自然的存在を「神」と呼び、神は「人間に恩恵をもたらすありがたい側面」と「人間に災いをもたらす恐ろしい側面」を併せ持つ存在であると考えられてきた。
例えば雨は生き物に欠かせない水をもたらすが過剰になれば日照不足や水害に繋がり、雷は破壊をもたらす一方で土壌を肥し穀物を育てる雨を連れて来るため農耕への恩恵が大きい。
こういった「強い力とそれ故の危険性」を持つ神が何らかの要因(例えば怒りなど)によって荒ぶった結果現世に生じる天災や疫病等の災いが「祟り」であり、祟りを及ぼす神を「祟り神」と呼ぶ。
「神を祭る」という行為は「人が神に対し敬いや労りを示すことで神の荒ぶる側面を鎮め、祟りを防ぎ、恩恵をくれる優しい存在でいてもらうための儀式」なのである。
この考え方は日本においては自然現象や動植物だけでなく人間の霊魂にも適用され、祟りを起こした怨霊を祀ることで鎮めて神と成し、以後も「不敬を働けば祟られる」と恐れながらも加護を願い慕っている例は現代にも残っている。
「どんなに恐ろしい存在でも正しく敬いお祀りすれば加護をもたらしてくれる守り神になる」
「どんなにありがたい恩恵をもたらしてくれる神様も人間が敬わずお祀りしなければ荒ぶり災いをもたらす祟り神になる」
このような信仰形態を御霊信仰と呼ぶ。
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