プロローグ
プロローグ
「ここはもう墓だらけだというのに…やれやれ、まだ墓穴が必要だとは。 おや…わざわざいらしたんですか、この奇妙な墓場へ。地の果てまで広がる無数の墓… ここには奇妙な世界に迷い込んだ哀れな犠牲者たちが葬られています。 最初の1人を埋葬して、もう15年になります。 さすがにもう墓場はいっぱいだと思ったんですが、1、2、3… まだ誰も入っていない墓穴が、あと15個…。世にも奇妙な物語15周年の今宵は、15の奇妙な物語をお届けします。 この15の墓穴に入る最初の犠牲者は…どうやら彼のようです」