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2020年12月殿堂 (デュエル・マスターズ)

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どらぐなーますたーず

2020年12月殿堂 とは、超天編の嵐鎮まる2020年を荒らしたカード達が中心となった殿堂発表である。 余談だが、ここに2020年のレギュレーションである十王篇のカードは一切含まれていない。

概要

2020年12月殿堂 とは、超天編の嵐鎮まる2020年を荒らしたカード達が中心となった殿堂発表である。

余談だが、ここに2020年のレギュレーションである十王篇のカードは一切含まれていない。

殿堂入り(デュエル・マスターズ) したカードは以下の5枚である。

また、同時に プレミアム殿堂 カードも発表された。

さらに、この殿堂発表では、《爆熱剣 バトライ刃》と《超戦龍覇 モルト NEXT》のプレミアム殿堂超次元コンビが解除されたほか、《超次元ホワイトグリーン・ホール》、《超次元ガロウズ・ホール》、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の3枚が殿堂解除となった。

ヘブンズ・フォース

主に連ドラグナーと呼ばれるデッキで猛威を奮った罪を問われて一発禁止となったカード。

だがこれまでも 赤白バイクダッカルパラノーマル など、犯した罪を数えれば枚挙に暇がないほどだったので、妥当な措置と言える。

2コスト光マナの呪文でS・トリガーを持っており、「コストの合計が4以下になるように、好きな数の進化ではないクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出す」という能力となっている。

多面展開や早出し、受けなどあらゆる点で隙がないカードで、連ドラグナーでは「爆龍覇 ヒビキ」を早出しして最速2ターン目からドラゴンを踏み倒したり、受けの面でも「龍覇 ラブエース」を出すことで受けながら後続を確保するなどやりたい放題であった。

爆熱剣 バトライ刃

罪状は先述したヘブンズ・フォースとほぼ同様。

ルール変更 により弱体化をうけてなお殿堂入りしたことからもその強力さが窺える。

細かい能力については専用のタグで解説するが、このカードがあるだけで、4コストのバルガライザーが爆誕したり、ドラゴンが踏み倒しをループしたりする。規制後も超次元ゾーン等を使えるアドバンス環境では活躍を続け、2022年8月にはドラグハートでは初となるプレミアム殿堂となった。

凄惨なる牙 パラノーマル

主に ダッカルパラノーマル およびその派生である 青白ギャラクシールド で活躍したカード。

本来の能力である「シールド・ゴー」の圧倒的使いづらさから、これまでハズレア扱いされていたのが一変、カードを表向きで置くことのできるカードの増加により相手のウィニーを完全否定する除去困難なシステムクリーチャーに成り上がった。

当初こそGR召喚への有効なメタとしての活躍が期待されていたが、2020年7月殿堂によりGRを主軸とするデッキの弱体化が入ったことや、他にもGRメタカードが発売されたことによりその役目を終えた。

魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル

圧倒的な受けの硬さを持ちながら、最速で4ターンでループに入る速度と、追加ターンや呪文の使い回しができるという特性によりビートダウンとしても強力な「カリヤドネループ」の主軸となるカード。

墓地メタや呪文メタなど、しっかりとした対策を施すことで十分に勝てるパワーではあったが、「環境デッキを組むのはこのデッキを見るところから始まる」と言われるほど強力なデッキで、構築の自由度や多様性を歪めること、公式がそもそもループが嫌いなことなどの理由で殿堂入りを果たしたと考えられる。

生命と大地と轟破の決断

デュエマ史上最強のカードと名高い呪文。5マナでマナ加速とマナゾーンからのコスト5以下の踏み倒しとパンプアップの中から2回選ぶ。特に強力なのが2番目の踏み倒しで、これを2回選ぶと、文明問わずコスト5以下のクリーチャーが2体出せる。つまり、この呪文は、5マナで最大10マナ分の働きをするのである。しかも、マナから唱えられるため、マナゾーンに置けば、自身が唱えるための自然マナにもなり、自然文明がデッキ内に《生命と大地と轟破の決断》1枚しかなくても確実に唱えられる。

踏み倒しがマナからかつ2体同時なので、コスト5以下のクリーチャー2体によるコンボなら何でも安全に始動できる上にハンデスにも強く、環境でも登場したその日から様々なコンボやループを実現し猛威を振るった。将来的に5マナ以下のクリーチャーのカードパワーが上がることを考慮しても、規制は免れられなかっただろう。

やはり、殿堂入り後もそのカードパワーから様々なデッキに採用され、2023年3月にプレミアム殿堂となった。

……それにしても、なぜこのような入らないデッキを探すことのほうが難しいレベルのパワーカードが刷られてしまったのだろうか。

ジョット・ガン・ジョラゴン

DM新章の主人公カードでありジョラゴンループの軸となるカード。

1枚でもループに入れるパワーを持ちながら、複数体いれば効果が重複するなど元々おかしめ(褒め言葉)なカードではあった。

殿堂入り直前には他のデッキに安定感やパワーで押され、トップTierという訳でもなかったのだが、新レギュレーションであるオリジナルの導入に伴い、デッキ外を用いないループであるこのデッキが規制されたのではないかと言われている。

海底鬼面城

主にマーシャルループの基盤を支えていたかカード。

最速3ターンでループに入れるという強みを支えていたカードであり、そうでなくとも「揃えば勝ち」系のデッキの山を掘る枚数を2倍にするカードとしてオーバーすぎるパワーを持っていた。

また、このカードが採用されるデッキの特性上、「引ければ相手がストレス、引けなければ自分がストレス」といったゲーム展開になりやすいことも規制の理由と考えられる。

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