効果
概要
『転生編 第1弾』にて登場したコスト1の闇文明クリーチャー。
効果はシンプル極まるデメリット効果で、当然序盤で出せば後続のクリーチャーを出しにくくなる為、登場より長らく忘れられていたカード。
使うとしても∞龍ゲンムエンペラーの様な墓地から出せるクリーチャー、またはマッドネス系等一工夫必要。
しかし零龍の登場で評価が一変。
詳細は零龍のページにもあるが、零龍を顕現させる零龍卍誕には5枚のカード、中核となる「滅亡の起源 零無」に四枚の「零龍星雲」がリンクする必要があるが、その内の1枚、「手札の儀」は「ターン終了時に手札ゼロのプレイヤーがいる」という条件を満たさなければならない。
つまりデッキ構築に注意すれば、1ターン目終了時に零龍卍誕の条件をクリアできるのである。
勿論、考えなしに手札ゼロにすれば自分の首を締めるが、このコンボを利用したデッキ【零龍ギャスカ】が開発された事で、早ければ2ターン目には零龍が卍誕してくる事になる。
最速でフィニッシャーが出せる速攻性故に、キーカードとなるこのギャスカはゲームバランスを崩す要因となり、登場から5485日での殿堂入りとなる。因みにこの殿堂までの期間は史上2位のスロー記録。
当然、今まで見向きもされなかったマイナーカードが、突然最凶切り札のキーカードとなった衝撃は説明不要だが、あまりにも古いマイナーな1枚だった為、ストレージに残ってすらいないプレイヤーも多く、突如シングルでの価格が高騰する結果となった。
環境の変化で【零龍ギャスカ】も以前程の力は無いが、それでもデッキが回って零龍が出てくれば油断できない事に変わりなく、1枚でもデッキのキーカードとして機能している。