概要
1970年代、海上自衛隊が第4次防衛力整備計画(4次防)にて計画していた対潜護衛艦(DDK)。「49年度計画艦」「49DDK」「2500トン型ガスタービン搭載対潜護衛艦」ともいわれる。
護衛艦として初めてガスタービン機関を搭載する予定で、さらに個艦防空用の対空ミサイルも後日装備を予定していたり等、新機軸を多数盛り込んだ艦として3隻の建造が計画されていた。しかしオイルショックの影響で計画は縮小。3隻中2隻は建造されず、残る1隻もやまぐも型護衛艦6番艦「ゆうぐも」として建造され、結局1隻も建造されなかった。