概要
鳥類をモチーフにした、アクション要素のある人狼ゲーム。
「アヒル人狼」という通称が広まっている。
AmongUs及びその非公式MADの影響を大きく受けたゲームで、基本システムはAmongUsに準じているが、役職や第3陣営などが公式のシステムとして搭載されている。
中でも大きな特徴はボイスチャット機能が搭載されていること。
AmongUsのプレイヤーが独自に行っていた通話での会話や討論を、ゲームシステム上で可能にした形となる。
タスクパートでは近くにいる生存者同士で会話ができ、討論では通報した人が少しだけ一方的に話す権利が与えられるなど、ボイスチャットの範囲が細かく区切られている。
中にはボイスチャット機能を活かした妨害ができる役職もある。
マップ固有の役職やステージギミックもあり、即死トラップに掛かると陣営に関係なく死亡してしまう。
陣営
グース(ガチョウ)陣営
マップ上のタスクを完了させるか、ダックが全員いなくなれば勝利。
他プレイヤーをキルする能力を持った役職もある。
タスクはグース全員で共有しているため、誰かがタスクをこなしていれば勝利を狙える。
幽霊は無意味なフェイクタスクが提示されるのみで、勝利に貢献することはできない。
全プレイヤーの左上に完了したタスクの合計を示すゲージが表示されているが、AmongUsと違ってリアルタイムの結果が反映されず、会議に移行した後にしか更新されない点に注意。
ダック(アヒル)陣営
他陣営に対してのキル能力を持ち、ダックの人数を他陣営の合計と同じにするか、時間制限のあるサボタージュが時間切れを迎えたら勝利。
サボタージュはゲーム開始直後は使えず、ダック専用のタスクを行うことでアンロックされ、一度アンロックしたサボタージュは他のダックも使える。
役職によっては通常のキルを行えず、特殊能力やステージギミックでのキルをするものもある。
シャンデリアを落とす・ミイラを召喚する・岩を転がすなどの即死系サボタージュを使えば幽霊でもキルが可能で、一度に複数人キルもできるが仲間を巻き込むこともあるので注意。
第3陣営
グースでもダックでもない陣営。勝利条件は役職により異なる。
ファルコンとペリカン
ファルコンはキル能力を持ち、ペリカンは他のプレイヤーを丸呑みに出来る。
丸呑みにされたプレイヤーは一時的にボイスチャットごと隔離され、会議に移行した時点で死亡、それまでにペリカンが殺害されるとその場で開放される。
会議中はスキップしか投票できないがファルコンやペリカンが生きている限り、グースとダックは生存人数による勝利条件を満たしてもゲームが終了しない。
最後の一人になった時点で勝利。
ペリカンに丸呑みにされたプレイヤーは生存中と見なされる。
残り人数が3人になると、60秒後にファルコン・ペリカンの勝利が確定する緊急タスクが開始され、皆が会議に移行できなくなる。
ドードー
会議で追放されると勝利。
ベントに入ったりサボタージュを起こすことはできない。
デュエリストドードー
導入するとドードーが二人になり、フェイクタスクを完了するともう片方のドードーをキルする能力を得る。
相手のドードーが死んでから自分が追放されると勝利。
ヴァルチャー
死体を一定数食べると勝利。死体の方向に矢印が出る。
即死トラップで生じた死体は食べることができない。
ピジョン
他のプレイヤーを感染させる能力を持ち、全てのプレイヤーを感染させると勝利。
感染しているかどうかは誰からも判別できず、会議に入ると感染はリセットされる。
カラス
他のプレイヤーを「堕落」という状態異常に陥れる能力を持つ。
全てのプレイヤーを堕落させるとカラスが無敵の化け物に変身。
一方的に他のプレイヤーを蹂躙できるが、一定時間が過ぎると自滅する。
その他
恋人
導入すると「グース同士」か「グースとダック」の組み合わせで恋人が一組選ばれる。
恋人に選ばれたプレイヤーからは自分と相手の名前がピンク色で表示され、自分が死ぬと相手も自動的に死亡する。
勝利条件に「恋人との生存」が追加され、他陣営を一人残しても恋人と二人きりになれば「恋人勝利」となるが、自陣営の勝利条件を満たすとそちらが優先される。
「恋人勝利」はファルコン・ペリカンの「他陣営の生存人数による勝利の無効」に該当しないため、残り人数が3人になった時点で「恋人勝利」となる。