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Intuos

いんてゅおす

Intuosとは、WACOM社が開発・販売するペンタブレットのシリーズ名。
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wacom-ペンタブレット
ペンタブレットIntuos / Intuos Pro
液晶ペンタブレットCintiq
旧製品Bamboo/FAVO/PenStation/BizTablet

概要

WACOMの主力商品のシリーズで、液晶型タブレット以外につけられる商品名。
かつては高性能なプロフェッショナル向け製品のブランドであったが、2013年秋季に下位ブランド「BAMBOO」シリーズのペンタブレットがIntuosブランドに、旧「Intuos」が「Intuos Pro」に変更された。
なお、メーカーはこの時点で公式にはプロフェッショナル向け、コンシューマー向けという区別をやめている。

新Intuos(CTx系)

従来のBAMBOOシリーズの後継製品で、小型軽量で、手頃な価格と高性能を両立している。ペン先は1種類だけで、傾きやペンの向きなどを検知する機能もないが、筆圧1024段階検知、読み取り分解能0.01mmなど基本的な描画性能はかなり高く、ワイヤレス駆動時間が長いためノートパソコンにも適する。サイズはSサイズとMサイズの2種類。プロフェッショナル系の製品とはドライバが異なる。

  • Intuos(CTL-480/CTH-x80シリーズ)
2013年発売。CTL系はペン入力のみ、CTH系がタッチ入力可能なモデル。BAMBOO CTL/CTH-x70系の後継製品で、スペック上の差はないが、デザインは大きく変更され、従来片側に縦型配置されていたファンクションキーが上部に分割配置された。ペンもやや細身のものに変わっている。
カラーバリエーションはシルバーとブラックの2種類のみとなった。ワイヤレスキットは別売で、従来通りCTH系のみ対応。
CTH系は全てバンドルソフトウェア付きとなっており、StandardモデルがPhotoshop ElementsArtrage付き、ComicモデルはCLIP STUDIO PAINT PRO 2年ライセンス、Pixiaフルセット付きとなっている。この他水彩Liteなど従来の標準付属ソフトは全モデルに付属する。

旧intuos/Intuos Pro(PTx系)

BAMBOOFAVO、新Intuosとの違いとして、検出荷重や読み取り精度、読み取り速度、分解能、読み取り可能高さ、筆圧レベルなどの基本スペックが高いこと、サイズのラインナップが多いこと、デバイスIDに対応すること、エアブラシなど特殊ペンが選べること、ペン先の替芯が選べること、傾き検出可能、回転軸検出可能(ペンの回転検出はintuos3以降、専用ペンのみ)、ドライバによるカスタマイズ項目が多いことなどが挙げられる。その代償として大きく重くなっており、同サイズのコンシューマー向けIntuosの2倍以上の重量がある。新しいモデルではワイヤレス駆動に対応するが、消費電力の大きさゆえBAMBOOや新Intuosに比べ駆動時間は短い。サイズはS(A6相当)M(A5相当)L(A4相当)XL(A3相当)の4種類。

  • intuos(i-x00シリーズ)
1998年発売。せいぜい256段階がやっとだった筆圧レベルを1024段階で認識、傾きに対応するとして一世を風靡した。描画面上部にファンクションパッドを備える。
デバイスID認識機能により、複数のペンに別々の機能を割り当てて使える(この機能は以降のintuos全機種が装備する)。
もともとイラスト描画ではなく3D操作を想定して設計された。そのため標準装備のマウスはホイールがサイドについており、ボタンも5つ装備した「4Dマウス」と呼ばれる特殊なものだった。なおマウスは回転角検出機能が付いているが、ペンでの回転角検出はできない。

  • intuos2(i-x20シリーズ)

ピクシブたん


2001年発売。初代のマイナーチェンジであり、本体はカラーバリエーションが追加されただけでデザインも機能も全く同じものであるが、付属のペンにラバーグリップがつき、マウスが一般的デザインの新型になった。ペンのサイドスイッチが着脱式になり、グリップ交換によりサイドスイッチなしのペンに変更できるようになった。ペンにテールスイッチがついたのもこの機種からで、このためにintuosとのペンの互換性は失われた。

  • intuos3(PTZ-x30シリーズ、PTZ-x31Wシリーズ)

うちのミク


2004年発売。intuos2までのファンクションパッドは廃止され、4つのボタンと1つのタッチパッド(描画面寄り側はペンでも操作できる)を統合したエクスプレスパッドを描画面左右上部に2つ(A6サイズは左側に1つのみ)装備する。このため描画面に対して本体サイズがかなり大きい。デザインはPowerMacを意識して天板が透明アクリル製となっているが、コストの掛かる意匠で3が異端的機種になる原因となった。カラーはグレーとシルバーの2色があった。
ワイドディスプレイの普及に合わせ、16:9の描画面を持つワイド仕様がラインナップに加わった。接続方法はUSBのみになった。描画面は摩擦係数の異なる2種類が用意された。
新しくなったペンは芯が3種用意され、自由に選択できるようになった。またマウスだけでなくペンでも回転角を認識できるようになった(ただし標準のペンには回転角センサーは搭載されておらず、別売の平ペン先のついたマーカーペンを購入しなければ使えない)。このため2以前のペンとは標準グリップペンも含めて互換性がない。

  • intuos4(PTK-x40シリーズ)

intuos4


2009年発売。ペンの仕様が新しくなり、最低荷重1g、筆圧2048段階に進化した。このためペンは3以前とは互換性がない。回転軸対応ペンは平ペン先のマーカーペンから普通のペン先のついたアートペンに変更された。
また、デザインが左右非対称になり、代わりにコードを上下左右どこからでも出せるようにして、利き手によって本体を回転させて使うようになった(その際の動作変更はドライバで切り替える)。色はブラックのみ。
タッチパッドは二つ搭載しても利き手側のパッドが使われない傾向があったため、ドーナツ型のものを片側に1つだけ搭載した。タッチパッドのペン操作はできなくなった。ファンクションキーはタッチパッドの上下に4つずつ装備され、横に装備された小型EL表示板にどのような機能を割り当てたかが表示できる。スクエアサイズモデルは廃止され、ワイドサイズのみのラインナップになった。
Bluetoothによるワイヤレス接続機能付きのモデルが併売されたが、これはA6とA5の中間的なサイズで、ワイヤレスモデルにしか存在しない特殊サイズであった。
なお、筆圧2048段階入力は対応ソフトウェアのみで利用でき、非対応ソフトウェアでは従来機と同等の1024段階として動作する。

  • intuos5(PTK-x50シリーズ、PTH-x50シリーズ)


2012年発売。intuos4のマイナーチェンジモデルで、本体側センサーは同一であり、ペンも同じ物を使う。デザインも同系統であるが、全体的にラバー塗装になり、ファンクションボタンもゴムスイッチ化された。またELディスプレイは「いちいち下を見なければならない」と不評だったため廃止され、代わりにPC側の画面に機能が表示されるようになった。
新たに、BAMBOOでは既に採用されていたタッチ入力機能が追加された。ただしオプションであり、タッチ機能なしのモデルと併売となっている。タッチ機能付きのモデルは描画面のシートを自分で交換できない仕様となっている。大きなサイズのものではタッチ無しモデルが存在しないことから、描画面が交換できないことを嫌って慌てて前モデルのintuos4を購入した人もいた(但しタッチ機能が不要であれば、表面に市販のプラ板などを貼り付ることで描画面の摩耗を防ぐことができる)。
このモデルから、BAMBOOと共通のワイヤレスキットを取り付けることで無線で使用できるようになった(専用システムでありBluetoothではない)。
翌年にはIntuos Proが発売されたことにより短命なモデルとなった。
なおXLサイズはなく、代わりにintuos4のXLサイズが引き続き販売されている。
数量限定でCLIP STUDIO PAINT EXがバンドルされたものもあった。

  • Intuos Pro(PTH-x51シリーズ)
2013年発売。intuos5のマイナーチェンジモデル。
機械的な違いはデザイン小変更とワイヤレス駆動時間延長のみで、それよりも大きな違いはラインナップが単一化されたことである。全モデルがタッチ機能付き・無線機能付き(従来同様のワイヤレスキット同梱)・ソフトウェア付き仕様となっており、描画面の交換はすべて修理扱いとなった。長年バンドルされてきたPainter Essentialsのバンドルもなくなった。
ラインナップ単一化により作画環境を初めて揃えるユーザーにとっては「全部入り」でオプションを買わずに済む反面、よりモバイル・ライトユーザー向けのはずの新intuosがワイヤレスキット別売などオプションが多いことの矛盾、従来のように付属品のない廉価なモデルが存在しないため、付属品が不要な買い替えユーザーなどにとっては不要なものを買わされる割高感のあるモデルとなった。
やはりXLサイズはintuos4の継続販売で代用となっている。
Mサイズのみ、「Special」として数量限定のシルバーモデルが存在する。

ペンの互換性

プロフェッショナル系intuosはペンの世代が4世代ありそれぞれ互換性がない。
ペンとタブレットの互換性は、ペンの型番の頭文字で見分けられる。
GP系(第1世代) - 最低荷重10g、筆圧1024段階:intuos
XP系(第2世代) - テールスイッチ対応:intuos2
ZP系(第3世代) - ペン先選択対応:intuos3、Cintiq(DTZ系)
KP系(第4世代) - 最低荷重1g、筆圧2048段階:intuos4以降、Cintiq(DTK/DTH系)

XP系以降ではグリップペンのグリップ交換でサイドスイッチの有無を選べる。
「クラシックペン」やKP系で追加された「プロペン」はサイドスイッチなしの設定は不可能。
ちなみにペン内部には16bitコンピュータ(TI MSP430)が入っており、乱暴な扱いは厳禁。

Intuos Creative Stylus

30gの最低荷重と2048段階の筆圧検知機能を持つ、iPad専用ペンスタイラス。
他のIntuosシリーズのペンとしては使えない。

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ペンタブレット
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