mix師とは、「ボカロ」、「歌ってみた」等の録音物をMIXするクリエイターのこと。
レコーディングエンジニアとは異なり、MIX師はinst音源とパソコン、音響操作でクリエイターを名乗れる。
mix師について
mix師とは、歌声やボカロ(ボーカロイド)などの音を録音し、音響卓(ミキサー)や音響加工サイトで加工する職業、職名。主にインターネット空間で活動しており、「ボカロ曲」や「歌ってみた」などの動画の投稿において、歌声とカラオケ音源をバランスよくMIXして作品として完成させる。
mix師が行うミキシング
ミキシングとは、2つ以上の音声や音楽を混合して1つの音にする作業。エフェクト処理や音量バランス、定位などの調整も含まれ、聞こえ方を大きく左右する重要な工程である。
mix師が持つべき技能
・ミキシング技術
・マスタリング技術
・ボイスエディット技術
・エフェクトの操作、ノイズの除去、キャンセリング
mix師が行うマスタリング
色々な楽器をレコーディングをし、Mixで音のバランスを録り、その後に行う最終行程が“マスタリング”である。 マスタリングにはCDに入る複数の曲の“音量差”や“質感の差”を合わせ、 曲が終わってから次の曲が始まるまでの“曲間”を決める。 マスタリング作業には、ラジオでその曲をかけた時に他の曲より目立つ様に“音量を突っ込む”意味も含まれている。
mix師が行うボイスエディティング
ボイスエディットとは、楽器やソフトウェアなどの音色や音量、エフェクトなどを調整して、オリジナルの音声を作成する機能。
・楽器のボイスエディット
・エレクトーンなどの楽器に内蔵されているボイスの音色や音量を変更する機能
・音色パネルから呼び出せるように、もともとある音に編集を施す機能
・ソフトウェアのボイスエディット
・本体やエフェクトに関するパラメーターを視覚的に捉えながら設定できるソフトウェア
・ボイスエディットは、ポッドキャストや解説動画などの音声コンテンツや、音楽、効果音の制作な
どに利用される。
mix師あるある
- 音質
- 音がこもっている
- 特定の楽器の音量が小さい/大きい
- ノイズが気になる
- 音が薄く感じられる
- 低音が出過ぎて聞きづらい
- バランス
- 各楽器の音量がバランスが取れていない
- ボーカルが埋もれて聞き取りにくい
- 全体的な音がまとまっていない
- 表現力
- 曲の雰囲気が伝わってこない
- オリジナルの音色が損なわれている
- 情感が感じられない
- コミュニケーション
- 制作者、ディレクターの意図がわからない
- 内輪ネタが好き