moon(ラブデリック)
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もうゆうしゃしない
ゲームメーカー「ラブデリック」が開発し、アスキーから1997年10月16日に発売されたゲーム。
…それもラブ…これもラブ
ゲームの世界に取り込まれ、その世界で透明人間となった主人公が、なぜか自分と同じ名前を持つ『勇者』が経験値稼ぎと称して大量虐殺したこの世界のモンスター、「アニマル」たちを救う旅をすることになるというアンチRPG。
キャッチコピーは「もう、勇者しない」。
CMは「人様の家に土足で上がり込んで、止めようとする住人を無視してクローゼットにあるコインと武器を持ち去ろうとする勇者(格好が某有名RPGの勇者のそれそっくり)」という衝撃的なものになっている。
テーマが「アンチRPG」ということで、プレイヤーは「世界を救う英雄」ではなく、それを「目撃する側」としてゲームを進めていく。ゲーム冒頭、まるで80年~90年代のような王道RPGをプレイする場面があるが、それすらも本編の伏線となっている。
独特なグラフィックと音楽、イベントが全部隠しイベント(条件を満たさなければ見れないので全無視でもいい)という潔さ、衝撃的なCM、根底に流れる大きなテーマなどで、今なお語り草となっているゲームである。
2019年9月5日のNintendo Directにて、Nintendo Switch用のダウンロードソフトとして10月10日に配信決定!
なお今回の配信には、開発当時のオリジナルメンバーが集まったそうだ。
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