Microsoft Office
Microsoft Office(記事タイトルはpixivのシステムの都合上スペースを省いている)はMicrosoftの開発販売するオフィススイート。
1989年にMacintosh版が登場したのが最初で、Windows向けに用意されたのは1990年。当初日本語版は英語版とバージョンが一致せず、独自のバージョン表記をしていた。また、バージョン2と5、6、13はスキップされている。
製品名に年号をつけるようになったのは1997年のOffice97からで、Officeに含まれる製品群もこのときバージョン表記が統一された(一つ前のOffice95はOffice for Windows95が正式な名前である)。
店頭販売されているWindowsパソコンにプリインストールされている製品としておなじみで、家庭用から業務用まで幅広く使われているが、独占禁止法違反で訴えられたこともある。価格が高額なことで知られ、「マイクロソフト税」などとしばしば揶揄される。近年は従来からの買い切り方式に加え月額制サブスクも提供。モバイル版の無料アプリもリリースしている。
無料の代替品(LibreOfficeなど)も存在する。
現在含まれるソフトウェア
Personal
Home and Business以上
- PowerPoint(プレゼンテーション)
- OneNote(デジタルノート)
Professional以上(Windowsのみ)
廃止されたソフト
- Schedule+ スケジュール管理。Outlook97にスケジュール管理機能が搭載されたので使われなくなり、2003まではデータ変換用にだけ残されていた。Mailと共に使うことが想定されていた。
- PhotoDraw フォトレタッチ。2000に含まれたが、以降のバージョンには継承されなかった。
- Entourage Mac版Officeの2008まであった。Outlookに相当するが、Exchangeクライアントの機能がなくOutlookも別に配布されていた。
- FrontPage Webオーサリング。2003まで含まれたが、以降はExpression Webに置き換えられデザインツールとしての性格を強めた。Internet Explorer5.0までは簡易版のFrontPage Expressが含まれており、このセットアップファイルを持っていれば現在も使用可能。