概要
openCanvasとは、システム・プロダクト株式会社が開発したWindows専用のペイントソフト。
2019年10月リリースの最新バージョンは 7.0.25。Windows 7以降に対応している。
2000年7月20日に無償ペイントツールとして、画像管理サイト「portalgraphics」と同時に公開され、2001年にver. 2.1へバージョンアップすると同時にシェアウェアとして販売されるようになった。
なお、機能の似ているCGillustはopenCanvasのOEM版である。フリーソフトfirealpacaもOEMを流用しているため似ている。
特徴
初期バージョンからキャンバス回転機能を搭載しており、同機能を搭載したペイントソフトとしては最古の部類に入る。また、なめらかな線を描ける点から人気を博した。
バージョン2以降はより高機能になり、安価ながらも本格的なCGを制作できるソフトとなっている。最新バージョンの7ではインターフェースを再設計し、ブラシエンジンを一新。高DPIディスプレイに対応した。
名称について
頭文字は小文字(頭文字が大文字のOpenCanvasは全く無関係のオンラインサービス)。
名前の由来は、開発者が"オープンキャンパス"(Open Campus、学校見学説明会)から思いついたらしい。なので、名前に「open」と付くのにもかかわらずオープンソースではなく、プロプライエタリ(ソースコード非公開の有償ソフトウェア)である。
関連タグ
ペイントツール ツール CG CGillust COMICWORKS
関連サイト
ソフト本体のDL販売の他、投稿コミュニティ「ポタグラ」があり作品や講座を閲覧できる。