概説
セシリアをその中心とする惑星連合の反乱に際し投入された、地球の軍事研究機関「バルカ機関」がセシリア星系で発見されたオーパーツ・「LAY」より開発していた最新鋭戦闘機。
火器管制をコンピューターに任せたTYPE-Aと、C.L.S.(Cybernetics Link System)を搭載したTYPE-Mが存在する。
C.L.S.とは、機体と人間の脳を接続して運用するシステムであり、これによって適性パイロットこそ限られるものの、今までの兵器を超えた超絶的な性能を有する。
攻撃面でも対象をロック・追尾し破壊するロックオンレーザーと対空レーザー砲が装備されており、従来の兵器と一線を画する攻撃性能を秘めている。
また、この機体を最強たらしめるのはその過剰な電子兵装であり、単独による侵攻任務を目的に開発された為、大型管制機を上回る情報処理システム、ECM等を装備している。
これによってコンピューター制御の対空火器や電子的な誘導兵器は、完全に無効化され、敵は目視戦闘を余儀なくされる。
その上この機体は、ゲームを見る限りでは地上・宇宙の両面で何のオプションを伴うことなく、問題なく活動を行なっている。(HD版では大気圏を離脱する際に使用したと思われる増設ブースタを排除しているシーンがある)
このことからわかるのはR-GRAYが全領域に対応した兵器ということであり、これらの要素がR-GRAYを最強の存在たらしめている。
ゲーム中ではプレイヤーを含む本機体13機が地球から出撃し、セシリアに向かっての侵攻を行った。
地球の命運は、プレイヤーの活躍に委ねられている…。
バリエーションは、8本のロックオンレーザーを発射でき、ゲームのパッケ絵も務めた「R-GRAY1」、一本のサンダーレーザーを追尾させて最大16体の敵をロックできる「R-GRAY2」、そしてプロトタイプであり、スペシャルアタック(ボンバー)及びハイパーレーザーを装備していない「R-GRAY0」が存在する。(この機体は、セシリア星系で発見された「LAY」そのものだという推測もある。)
また、この機体とは別に「R-GEAR」というCLSを搭載していない機体も存在する。
なお、R-GRAY0の外見は家庭用版ではR-GRAY1の色変えだが、HD版ではレイフォースのX-LAYに近い外見に変更されている。
R-GRAY1及びR-GRAY2は家庭版「レイクライシス」では隠し機体として登場しており、ショットとロックオンレーザーの性能はWRシリーズのWR-01R、WR-02Rとほぼ同等だが、ハイパーレーザーとスペシャルアタックは「レイストーム」準拠の性能。
WRシリーズと異なり、ロックオンサイトが下方向に移動しない為に画面下端の目標にロックオンできない他、スペシャルアタックは全方位型のラウンドディバイダーと異なり判定が前方のみという欠点を持つ。
逆に長所としては、移動速度が速い事と、スペシャルアタックはラウンドディバイダーより高威力で、なおかつInfinity戦でカウンターが発生しないという特徴を持つ。
ラクガキ王国
クリア後でかつ所持金100万ゴールド以上になると戦えるキヴァのラクガキとして登場。
1と2両方が登場しており、実力は本作最強クラス。