概要
Ryoba Aishi(リョウバ・アイシ)とは、YandereSimulatorの登場人物。
本編の主人公であるYandere-Chanこと「AyanoAishi」の実母。
前日談に当たる1980sモードでは主人公を務める。
本編の人物像
高校生の娘がいるとは思えないほどの若々しさを保った人妻。
陽気で明るく近所付き合いも良いが、夫の話になると止まらなくなる。
かつては娘と同じ精神的な疾患を抱えていたが、現在の夫と出会えたことで改善された。
本編では夫婦共にアメリカに旅立っており、登場するのは回想シーンのみ。
カセットテープの情報
本編内に散らばるカセットテープの音声を纏めると、隠された人物像が判明する。
かつては娘と同じ『アカデミ高校』に通う女子高生で、1年上の「先輩」に恋をしていた。
そして「先輩」に近づく女生徒をあらゆる手段で排除・抹殺していった。
殺人の証拠を掴んだジャーナリストによって告発されるも、裁判では「無実の罪を被せられた悲劇の少女」を演じきって無罪を勝ち取り、ジャーナリストと警察は無能の烙印を押されて校内事件への介入を控えるようになる。
この時、ジャーナリストに面と向かって「いつでも自殺に見せかけて殺せるから二度と私に逆らうな(要約)」と生気のない人形のような笑顔で脅迫している。
犯人を特定できなかったことで『アカデミ高校』は殺人犯が潜む学校として評判を落とし、苦肉の策として学内恋愛などを認可する自由な校風に変えざるを得なくなった。
さらにRyobaは「先輩」を自宅の地下室に拉致監禁して無理やり交際を迫った。
地下室および拘束用の椅子はRyoba曰く「母が父を逃がさないために作った」らしく、Ayanoから数えて祖母の代から異常な伝統が続いていることになる。
この後「先輩」はアカデミ高校を運営する「サイコウ社」によって拉致され、Ryobaとサイコウ社は何らかの取引を行っている。
このためか、アカデミ高校の校長はAyanoが殺人犯の娘とわかっていながら、入学を認めざるを得なかった。
社会的な死に追い込まれたジャーナリストは、とある女性に依存するも娘の出産時に先立たれる。
我が子を愛せず放置した結果、その娘は後に「info-chan」としてAyanoと協力関係を築く。
十数年後、ジャーナリストはRyobaが町から一歩も出ていないことを知って、改めて調査を再開するが直ぐにバレてアメリカに逃亡した。
本編開始時点でRyobaがアメリカに旅立っているのは、ジャーナリストを抹殺するため。
纏めると「Ryoba Aishi」という人物は、作中のあらゆる因縁を背負った全ての元凶とも言うべき存在である。
1980sモードのRyoba
1980sモードでは学生時代のRyobaがプレイヤーキャラとなる。
娘と比べるとタレ目でおっとりとした雰囲気を漂わせており、常に豊満なバストに前髪がかかっている。
基本的には両手を前に揃えた上品なモーションになっているが、高笑いの時だけは両手両足を大きく広げた蟹股+支配者のポーズという邪悪極まるモーションになっている。