概要
異色な設定が多いSDガンダム作品の中でも、飛びぬけて異色の作品。
一見ゆるキャラのような雰囲気を持つ可愛いキャラクター達が多数登場する。
これはそんな彼らの平凡な日常と、裏に潜む狂気を描いた原始的シュールギャグコメディである。
あらすじ
SDガンダムの世界が生まれる遥か昔、世界には土偶や埴輪のような姿をしたMSのご先祖様達が暮らしておりました。
ある日、彼らが地面を掘っていると巨大な岩の柱のような物が見つかり・・・
登場キャラクター
※彼らの言葉は我々の使う言語とは異なるもの使われているようだ。
- はにわガンダム
初代ガンダムのようなブレードアンテナが特徴。体の色は白。
途中でリーダーと思わしき個体が死亡、以降は幽霊となって登場する。
クライマックスでは長老と思わしき幽霊が突如登場する。
- はにわジム
ジム特有のゴーグルアイらしき部分がはっきりと存在している。体の色は黄緑。
- はにわザク
左肩にスパイクアーマーらしきものを持っている。体の色は緑。
- はにわズゴック
はにわザクと2体のはにわガンダムが発掘していた岩の柱らしき物に潰されて融合した姿。
どことなくまんまるピンクの1頭身を彷彿とさせる。
- 土偶ジオング
発掘作業の労働力を増やすために召喚された。体の色は紫。
口から卵を吐き、そこからたくさんのチビガンダム達が生まれた。
- チビガンダム
土偶ジオングが吐き出した卵から生まれた。
小さくてかわいいが、些細な事で喧嘩をする。体の色は青。
はにわガンダム達が発掘したパーツの本来の姿
お腹の中にはコックピットが存在していた。ナンバー1(パーツを組み立てた直後の姿)と
ナンバー2(土偶ジオングによって生命を与えられた姿)が存在する。
ティラノザクに食われたはにわガンダム・はにわジム・チビガンダムが合体した姿。
腹の中でティラノザクを操縦するが・・・。体の色はクリーム色。
余談
本作の公開から28年後、2018年放送のガンダムビルドダイバーズにおいてはにわガンダムとはにわザクがGBN内のアバター(キャラクタースキン)として登場した。
タイトルの「SDガンダム創世記」は、エンドロールの中で突如として明かされた。