概要
SECOM(セコム)とは、日本の総合サービス企業の一つである。(誰かが誰かを守(ろうとして暴走す)る様子にも使われる→セコム)
「SECOM、してますか?」
…の長嶋茂雄のセリフで一躍有名となった、警備保障サービスを主体とする民間企業。
1962年に「日本警備保障」という名前で起業し、今や業界1位の最大手警備会社として、またその道の「顔」として認知される現代のセキュリティ会社のパイオニア的存在でもある。
特に警備設備の機械化を推進したことで業界に大きな功績を残しており、現在において一般的に企業・住宅向けセキュリティの体系を生み出している。その業績ゆえに、ステッカーが闇でオークションに掛けられるという事例までも発生したことがある。
国内に2830箇所以上の緊急待機要員の待機所を所持し、その対応速度は全国でトップクラス。
海外19ヵ国にも事業を展開している。
企業・住宅警備のみならず、銀行やコンビニのATMのセキュリティ、成田国際空港をはじめ国内施設への常駐警備員の配備、さらには防犯・防災グッズの販売、病院経営、情報セキュリティの分野への進出など、とにかく警備・セキュリティという分野に積極的かつ幅色く経営の枝葉を伸ばし続けている。
防犯・防災機器の開発に関しては前述のように一日の長があり、機器の開発も積極的に展開している。
大映のテレビ番組製作部門であった大映テレビ室(その後大映本体から独立、現在の大映テレビとなった)が製作し、TBS系列他で放送された「(東京警備指令)ザ・ガードマン」のモデルとなった。実はガードマンという言葉は、この番組の立ち上げの際、セコム(日本警備保障)側からの提案がそのまま一般名詞化したもの。