概要
15thアルバム『MONSTER』からの先行シングル。
リリース形態
本作はB'zとして初の「DVD付きシングル」という形態を採用。通常盤含む下記のように計4種での発売となっており、CDジャケットも4色となっている。
- 通常盤
『CDのみ』(赤)
- 初回限定盤
付属DVDには、2005年のライブツアー『B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK"』の大阪千秋楽公演から、以下の楽曲のライブ映像が収録されている。
『CD+DVD』(黄色:「Fever」)・(青:「パルス」)・(緑:「愛のバクダン」)
収録楽曲
楽曲について
元々は、アルバムの後半楽曲に「ダンサブルな曲が欲しい」ということで制作された。
B'zの楽曲の中でもトップクラスにエロい歌詞が特徴であり、殆どモロに性的なフレーズも多数登場している。作詞した稲葉自身意図的に書いたとのことで、「人間の生存現象」をテーマにしているという。
曲自体はハードロックをベースに打ち込みを多く取り入れており、当時のシングル曲の傾向とはやや趣きを異にしている。また、シングルA面で初めて松本によるギターソロが無いのも特徴。
PVの監督はライオネル・コールマンが担当。「エージェントに捕らわれた人魚をメンバーが助け出す」というストーリー性のある内容になっている。
後に英語バージョンとして「Splash」が制作され、2011年のライブで披露された後、2012年の配信限定アルバム「B'z」に収録された。歌詞の内容はオリジナルから大幅に改変されており、エロ曲ではなくなっている。
2曲目の「MVP」は軽快なディスコチューンであり、「恋心(KOI-GOKORO)」、「Wonderful Opportunity」、「NATIVE DANCE」等と並んでライブでは振り付けがある楽曲となっている。イントロの雑踏音は稲葉が録音している他、表題曲と同じくギターソロが無い。
ライブ演奏
オリジナルバージョンは2006年のアルバムツアーと『B'z NETWORK LIVE in Japan』以降は長らく演奏されておらず、2020年の無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- DAY4』で14年ぶりの演奏となった。
一方で英語バージョンは2011年に行われた北米ライブツアー『B'z LIVE-GYM 2011 -long time no see-』で初披露された後、『B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-』でも披露され、その後2012年の全米ツアー「B'z LIVE-GYM 2012 -Into Free-」を中心に数年に渡って演奏された。
そのため、オリジナルよりも英語バージョンの方がライブ演奏回数が多い形となっている。
テレビ番組での演奏
番組名 | 放送日 | 局名 | 備考 |
---|---|---|---|
『ポップジャム』 | 2006年6月5日 | NHK | NHKへの出演は11年ぶり。 |
『ミュージックステーション』 | 6月9日 | テレビ朝日 |
関連動画
公式YouTubeチャンネルによるPV(ショートver)
関連タグ
B'zのシングルCD年表
タイトル | 発売年 | |
---|---|---|
41st | 「ゆるぎないものひとつ」 | 2006年 |
42nd | 「SPLASH!」 | 2006年 |
43rd | 「永遠の翼」 | 2007年 |