日本のロックバンドはサーフィス(バンド)参照。
概要
2012年の初代モデル(SurfaceRT)から展開がスタートしたMicrosoftのパソコン・タブレットであり、現在に至るまでマイナーチェンジを繰り返しながら販売を続けている製品である。
キーボードとカバーを兼ねた「Type Cover」がオプションで設定されており、装着して後方のキックスタンドを倒すことで、ノートパソコンのようなスタイルで使うことができる。
最初はタブレットがメインだったが、BookやLaptopシリーズなどの他タイプのパソコンも展開されている。
なお、過去に同社のテーブル型コンピュータもこのSurfaceという名前で販売されていたが、本製品の登場に伴いPixelSenseに改称された。
シリーズ一覧
Surface/Surface Goシリーズ
SurfaceRTから始まるSurfaceの基本シリーズで、コンパクトかつ軽量なのが特徴。Goシリーズからはさらに小型・軽量化された。
RT・2ではARMアーキテクチャのNVIDIA Tegraシリーズが採用され、OSもWindowsRT・RT8.1を搭載していたが、3でIntel_Atomを採用したことでProシリーズと同じ×86/64アーキテクチャとなり、以後は現在まで続いている。
Surface Pro/ProXシリーズ
Proの名の通り上位版で、Surfaceよりも高スペック・大画面なのが特徴。
ProXシリーズはQualcommと共同開発したARMベースのMicrosoft SQプロセッサを搭載しており、ARM版Windowsがインストールされている。Windows11ではx86向け64bitソフトウェアのエミュレーションにも対応。
Surface Book/Laptop Studioシリーズ
Bookシリーズはタブレットにもなる2in1スタイルのノートPCで、キーボード側に拡張バッテリーとGPUを搭載しているのが特徴。
Laptop StudioシリーズはBookシリーズ後継のクラムシェル形ノートパソコンで、画面を変形させて3つのスタイルで使用することが可能。
Surface Laptop/Laptop Goシリーズ
Laptopの名の通りノートパソコンで、最初からキーボードが搭載されているためタッチパネル付きのノートパソコンとして使用できるのが特徴。
Laptop GoはLaptopの廉価版で、サイズが少しだけ小さい。
Surface Studioシリーズ
液晶一体型のデスクトップPCであり、ゼログラビティヒンジによるモード変形が特徴。デスクトップなのでHモデルCPUやGPUなどを搭載し、非常に高スペックでもある。同梱のアクセサリも潤沢。
Surface Duo/Neoシリーズ
Duoは2画面搭載の折り畳みスマートフォンで、Microsoft初のOEM供給スマートフォンとなる。OSはAndroidを採用。
Neoはデュアルタッチスクリーンの2in1PCで、Duoシリーズと共に発表されていたが、2020年に開発停止が発表され、搭載予定だったWindows10Xも開発中止となっており現在も発売されていない。
Surface Hubシリーズ
Microsoftが開発および販売するインタラクティブホワイトボードのブランド。
関連タグ
Macintosh…ライバル