概要
松任谷由実の楽曲。
1984年2月1日、シングルとしてリリースされ、小松左京原作の映画「さよならジュピター」の主題歌として起用された。カップリング曲の「青い船で」も、同映画の劇中歌として使用されている。
同曲はオリジナルアルバムには収録されておらず、1998年にリリースされたベストアルバム「Neue Musik(ノイエ・ムジーク)」に収録されている。
高遠るいの漫画「ミカるんX」の最終回では、同曲の歌詞が引用されている。
2021年、映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の劇中歌として、林原めぐみによるカバー曲が採用され、あらためて注目を浴びることになった。
余談
- 名前の由来は、「ボイジャー計画」及びボイジャー1号・2号。
- 庵野秀明監督は『さよならジュピター』の予告編を見た段階からこの楽曲を自身の作品に使いたいと考えていたらしく、この楽曲を「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で使用するにあたって、8年前の2013年に公開された映画『風立ちぬ』の完成報告会控え室にて、松任谷由実女史御本人にその旨を話して快諾を頂き、その後、制作の段階で該当シーンのBGMの選考に悩んでいたところ、この楽曲を思い出し鷺巣詩郎氏を含めスタッフにアンケートを取った上でこの楽曲を採用したという経緯があったことを後に語っている。