概要
東京大学文学部卒。母親は翻訳家の安藤由紀子。既婚者で1児の父。
大学在学中の2003年にデビュー。
美少女キャラの戦闘描写を得意とし、好きなロボットアニメや特撮などのネタをブッ込むこともしばしば。
しとね名義でコミックアンソロジーを書いていた時期もあり、スタジオDNA(のちの一迅社)などを中心に活動していた。
ペンネームの由来は、自身の尊敬する高取ヒデアキと遠藤正明の苗字から一文字ずつ取って「高遠」、野球好きな母が自身につけようとしていた名前の候補である「塁」から「るい」としている。
Twitter上ではリベラルな思想に基づく政治的発言、表現規制に関連する発言も盛んに行っている。
例えば、2015年には漫画家富田安紀子が「富田安紀良」名義で原作を手がけた漫画が『グランドジャンプ』に掲載されたことに対して、富田が在特会(在日特権を許さない市民の会)の活動家でもあることを踏まえた上で「(富田は)ヘイトスピーカー」「漫画の内容ではなく人に問題がある」「排除されるべき、犯罪的な輩に仕事を与えてはならない」などと猛烈に非難した。しかし、その後自身のブログで「自身は企業倫理と社会通念の話として取り上げたつもりだったが、なぜか表現規制の賛否についての話で騒がれてしまった」という趣旨の発言をしている。
また、2018年には親交のある緒方恵美がある政治問題について、加熱する報道や国会の様子などに(特定の政党に対する直接的な賛否は行わなかったものの)苦言を呈した際には、エアリプとした上で「(政治的発言ではないと緒方が発言したが)詭弁だ、逃げないで欲しかった」などと批判した。
特に自作については、その作風もあって表現規制(レーティング、ゾーニング)もある意味ではやむなしとも捉えているような節があり、2022年5月に『はぐれアイドル地獄変』がマンガボックスアプリおよびウェブ版で掲載中止に至った際には「全年齢向けドスケベ漫画という脱法グッズをお子たちが気軽に読んじゃうのを防ぐためにも真っ当な措置よ」と発言した。
作品
連載
- 『シンシア・ザ・ミッション』
- 『鉄漫 TEKKEN COMIC』
- 『ミカるんX』
- 『SCAPE-GOD』(メイン画像参照)
- 『デビルマンG』
- 『ボアザン』
- 『ワンスアゲン!議員秘書フジマル』
- 『はぐれアイドル地獄変』※連載中
- 『レッドマン・プリンセス』
- 『ペイル・ブルー・ドットバトルアスリーテス大運動会ReSTART!』
読切
- 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
- 『週刊マンガ日本史 05 鑑真』
小説
- 『ボイス坂』