概要
2011年 ――― vocaloid界に新しい動きが起こった。
6社の企業が、得意な歌のジャンル・声質などの違ったvocaloidをそれぞれに開発。
そのvocaloid達を、6人のユニット、1つの作品として発表したのである。
その名を『Cu6ic series (キュービック シリーズ)』。
※すべてフィクションです。実在の会社や団体等とは全く関係ございません。
※実際にこのようなvocaloidが発売しているわけではありません。ご注意ください。
それぞれのCVは、ニコニコ動画で歌い手として活動している、そ~ま、しろくろ、amu、jonyh、レジ、りせはが担当している。
イラスト・キャラクターデザイン担当しているのは、たま氏。
Cu6ic vocal series
早井音 そ~ま
<Cu6ic No.1>
製作会社:
株式会社 2mm (トゥーエムエム) :音響制作会社
製品紹介:
キュービックシリーズ01というナンバリングから、「早い」という名前を冠したvocaloid。
男声のもつ爽やかさと色気を表現。
独特の発音性能(あ行がは行になる)や音程等、斬新なステータスを持つ。
また、標準機能として多岐にわたるSE(効果音等)を搭載している。
得意音域:低・中音
得意ジャンル:V系
CV:そ~ま
しろゐ くろ
<Cu6ic No.2>
製作会社:
東洋パンダ (おもちゃメーカー)
製品紹介:
パンダのおもちゃで有名な東洋パンダがvocaloid開発に参入!
名前を社名イメージから「しろゐ くろ」とした。
本来の音域・声設定では、ロック等、熱い歌い方を予定した造りであるが、
なぜかやる気が無い歌声に聞こえるというクレームが多い。
調整次第では熱唱になることもある。
これは「パンダ」=見た感じはやる気が無いが、実は獰猛であるという仕様なのではないかという噂もある。
得意音域:低音・中音・高音のバランス形
得意ジャンル:ロック
CV:□しろくろ■
A-M-U
<Cu6ic No.3>
製作会社:
Digital Cola Company (デジタル・コーラ・カンパニー) :電気製品開発
製品紹介:
A-M-U (Android-Music-Ultrasonic)
DCCが誇る最先端科学技術がふんだんに使われたvocaloid。
声音源のベーシックは男性でありながら、Ultrasonicの名の通り、
かなりの高音域まで違和感なく対応している。
また、ある程度女性にまで近づける発声をする機能も搭載。
得意音域:中音~高音
得意ジャンル:ロック・バラード
CV:amu
JONYH
<Cu6ic No.4>
製作会社:
JONYH'S Entertainment (音楽事務所)
製品紹介:
有名音楽事務所ジョニーズが発表したvocaloid。製品名は社長の名前を用いてある。
異例の「低音専用・関西弁vocaloid」
これは本社が関西にあり、社長の声が低いためではという噂。
しかしながら、トップアイドルを数多く擁するジョニーズが制作したにしては、
音声データが全くアイドルらしくなく、大きな話題になった。
得意音域:低音
得意ジャンル:バラード・ロック
CV:jonyh
山乃 レジ
<Cu6ic No.5>
製作会社:
MIC Popstar (マイク製作)
製品紹介:
マイク製作に特化した会社が開発した、喋る事に特化したvocaloid。
滑舌が非常に良く、テンポよく喋ることも可能。
音声に関しては高音域をフォローし、リズム・ピッチがぶれない事で有名。
アニメ系統のボイスも搭載されている。
得意音域:高音
得意ジャンル:アニメ
CV:レジ
里瀬葉
<Cu6ic No.6>
製作会社:
有限会社 乾酪 (演劇事務所)
製品紹介:
役者などを扱っている事務所が製作したvocaloid。
名前から抱くように、美しく、色気のある凛としたvocaloidを開発した筈だったのだが、
製作が演劇事務所ということもあってか、なぜか色気とは無縁の造りになってしまった。
パッケージ詐欺というクレームもたまに来るが、
逆に、「マスターの手腕」を問われるvocaloidとして一部では人気。
得意音域:中音~高音
得意ジャンル:J-POP
CV:りせは