※CHUNITHMに収録されているオリジナル楽曲とは異なる(ボーカルは霜月はるか)。
概要・経歴
『After the Rain』とは、ニコニコ動画で活動している歌い手、そらるとまふまふによるユニット。
通称『AtR』。
以前は視聴者から寄せられた『そらいろまふらー』が2人の通称コンビ名として使われていたが、2016年1月8日の生放送で正式なユニット名である『After the Rain』が発表された。
そらる×まふまふのコンビは、2014年以来歌ってみたコラボで多大な人気を博し、2015年3月からは『そらるとまふまふのひきこもらないラジオ』というラジオ動画も投稿開始。
楽曲制作から調整までを全て2人だけで手がけることで知られるコンビアルバムも大好評で、特に2015年の夏コミではあの小林幸子をも上回る売上枚数を叩き出した。
2015年12月にはライブツアー『After the Rain -winter tour 2015-』を開催し(このとき既に『After the Rain』という名前が使用されている)、『ZEPP』や『TOKYO DOME CITY HALL』などの大型ライブハウスのチケットを次々と完売させた。
2016年1月8日の生放送では、正式ユニット名発表と同時に、After the Rain 1stアルバム(そらる×まふまふによるアルバムとしては第3弾)となる『クロクレストストーリー』の制作が発表され、4月13日に発売された。
深夜アニメ枠ではアルバムのCMが流れたり、ニンテンドー3DSではホーム画面の『テーマ』になったりと、着々と勢いを増し続けている。
2017年1月5日の生放送では、After the Rainがテレビアニメ(2017年春アニメ)の主題歌を2曲担当することと、各主題歌のシングルを発売することが発表された。
担当するのは、NHK総合で放送のテレビアニメ『アトム ザ・ビギニング』のOPテーマ『解読不能』、及びTBSなどで放送のテレビアニメ『クロックワーク・プラネット』のEDテーマ『アンチクロックワイズ』。
各主題歌それぞれのシングルには、主題歌とは別にもう3曲ずつが収録されている。つまり、シングル1枚には計4曲、2枚合わせると合計8曲もの曲が収録されていることに。
発売日の翌日である2017年4月13日は、オリコンデイリーCDシングルランキングで『アンチクロックワイズ』が1位、『解読不能』が2位にランクインするという快挙を達成した。この記念として、当初2016年に投稿予定だったアイスリープウェルの実写MV(ショートバージョン)が、翌年の4月14日、1年越しにYouTubeに投稿された。
年末のライブツアーの他に、単独大型ライブも多数行っている。
2016年7月16日-17日には両国国技館にて『After the Rain 両国国技館2016 〜モーニンググロウ アフターグロウ〜』を開催し、2日間で述べ約1万2000人を動員。
そして2017年8月9日-10日には、なんと日本武道館にて『After the Rain 日本武道館2017 -Clockwise/Anti-Clockwise-』を開催し、延べ2万9000人もの観客を魅了した。
略歴
本項ではAfter the Rain結成前、すなわち通称そらいろまふらーとして活動していた頃の略歴も含めて記載する。
- 2012年5月2日 - まふまふがボカロPデビュー曲となるボカロ曲『DAYBREAK』を投稿。そらるはスペシャルサンクスとしてクレジットに名を連ねた。ニコニコ動画上で確認できる限りでは、これが2人の初めての関わりとみられる。
- 2014年3月7日 - 『そらる×まふまふ』名義で、歌ってみた初コラボ曲となる『ウミユリ海底譚』(動画リンク)を投稿。
- 2014年4月1日 - そらる×まふまふ 1stアルバム『アフターレインクエスト』を発売。カバーイラストはさいねが担当。
- 2014年12月31日→2015年1月1日 - 2人でニコニコ生放送にて年越し放送を行う。
- 2015年3月7日 - ラジオ動画『そらるとまふまふのひきこもらないラジオ』(通称「ひきラジ」)投稿開始。
- 2015年8月16日 - そらる×まふまふ 2ndアルバム『プレリズムアーチ』を発売。カバーイラストはさいねが担当。
- 2015年8月31日 - 本ユニット結成の先駆けとなるコラボ歌唱曲『セカイシックに少年少女』を投稿。
- 2015年12月20日→12月31日 - 『After the Rain -WINTER TOUR 2015-』を開催。名古屋、大阪、福岡、東京の4都市で公演。
- 2015年12月31日 - 東京(TOKYO DOME CITY HALL)にて年越しカウントダウンパーティーを、赤飯、luz、天月、あほの坂田、un:c、うらたぬきをゲストに迎えて行った。
- 2016年1月8日 - 正式ユニット名『After the Rain』発表、本ユニットとしての初歌唱曲『桜花ニ月夜ト袖シグレ』を投稿。
- 2016年4月1日 - この年から毎年4月1日限定でエイプリルフール特別企画『魔法少女あふた〜ざ☆れいん』を行い、公式サイトやそらる・まふまふのTwitterアカウントもそれぞれ「そらるこちゃん」「まふゆちゃん」の特別仕様となる(2016年版イラストはいずみゆひなが担当)。この日限定で新曲『恋の魔法はメロルリラ』も公式サイト上に公開された(但し、2016年夏の両国国技館ライブ及びアニメイトでは、この曲のフルバージョンともう1曲、更に様々なグッズを収録した『魔法少女あふた〜ざ☆れいん ミラクルBOX』が限定販売された)。
- 2016年4月13日 - After the Rain 1stアルバム『クロクレストストーリー』を発売。カバーイラストはM.Bが担当。
- 2016年7月16日・7月17日 - 両国国技館にて大型ライブ『After the Rain 両国国技館2016 〜モーニンググロウ アフターグロウ〜』を開催。
- 2016年12月18日→12月31日 - 『After the Rain TOUR 2016 -WINTER GARDEN-』を開催。札幌、大阪、東京、名古屋の4都市で公演予定だったが、最終日の東京公演はそらるの体調不良により延期となった。
- 2016年12月31日 - 東京(TOKYO DOME CITY HALL)にて『After the Rain COUNTDOWN PARTY 2016-17』を、ウォルピスカーター、うらたぬき、となりの坂田。(あほの坂田)、luzをゲストに迎えて行った。但し、そらるは体調不良のため登場せず。
- 2017年2月23日 - 『After the Rain TOUR 2016 -WINTER GARDEN-』振替公演を開催(TOKYO DOME CITY HALL)。
- 2017年4月1日 - エイプリルフール特別企画『魔法少女あふた〜ざ☆れいん』で新曲『四季折々に揺蕩いて』を公式サイト上に公開。2017年版イラストはいずみゆひなが担当。
- 2017年4月12日 - After the Rain 1stシングル『解読不能』・『アンチクロックワイズ』を発売。カバーイラストはM.Bが担当。
- 2017年4月13日 - 同日付のオリコンデイリーCDシングルランキングで、After the Rain初となる1位を記録(『アンチクロックワイズ』)。
- 2017年8月9日・8月10日 - 日本武道館にて大型ライブ『After the Rain 日本武道館2017 -Clockwise/Anti-Clockwise-』を開催。
- 2017年9月28日 - 1stアルバム『クロクレストストーリー』の収録楽曲を全曲収載したバンドスコアがドレミ楽譜出版社より発売。
- 2017年12月23日→12月29日 - 『After the Rain WINTER TOUR 2017 ~X'mas in toy box~』を開催。神戸、名古屋、大阪、東京の4都市で公演。
- 2017年12月31日 - 東京(TOKYO DOME CITY HALL)にて『After the Rain COUNTDOWN PARTY 2017-18』を、うらたぬき、となりの坂田。をゲストに迎えて行った。
- 2018年2月3日 - さいたまスーパーアリーナで開催された『NBCUniversal ANIME×MUSIC FESTIVAL~25th ANNIVERSARY~』に出演。
- 2018年4月1日 - エイプリルフール特別企画『魔法少女あふた〜ざ☆れいん』で新曲『-Яagnarök-』(読み:ラグナロク)を公式サイト上に公開。2018年版イラストは57が担当。
- 2019年8月24日 - 富士急ハイランドにて『Afterthe Rain2019 真夏のそらまふ大発生!!』を開催。
メンバー
そらる
ボーカル&ミックス、マスタリング担当。
圧倒的人気を誇り、シーンを牽引する男性シンガー。
歌唱のみならず音響関係に通じており、様々なアーティストの音周りの業務を請け負っている。
近年では作詞作曲の他、音楽以外の活動も積極的に行っており幅広い活躍がみられる。
Twitterのフォロワーは約119万人、LINE公式アカウントの登録者は約62万人。
1st Album「そらあい」、2nd Album「夕溜まりのしおり」は共にオリコントップ10入り定期的にリリースしている同人アルバムも、専門店のチャート上位を独占している。
経歴とは裏腹に物静かで落ち着いた性格であり、ゲーム好きな文学少年。
(After the Rainオフィシャルサイトより引用、フォロワー及び登録者数2018年4月現在)
まふまふ
ボーカル&作詞作曲編曲担当。
ネットシーンに現れた稀代のマルチクリエイター。
歌唱、作詞、作曲、編曲、エンジニアリングまで行い、その類まれな才能と世界観は多岐にわたる評価を受けている。
曲中のギター、ベース、ピアノなど多くの楽器を生演奏している。
Twitterのフォロワー数は約139万人。
そらると同じく公式ラインを所持しており、登録者は約48万人。
個性的なキャラクターだが、本人はあまり目立つことを好まない。
また、他のアーティストやアニメ、ゲームなどの楽曲制作も行う作曲家活動もしている。
(After the Rainオフィシャルサイトより引用,フォロワー及び登録者数2018年4月現在)
動画作品
After the Rain名義での投稿
セカイシックに少年少女 | 「世界は明日を望まれる」 |
---|---|
桜花ニ月夜ト袖シグレ | 「世界は愛を隠す」 |
アイスリープウェル | 「世界は微睡みを誘う」 |
彗星列車のベルが鳴る | 「世界は君を連れ去る」 |
わすれられんぼ | 「拝啓、世界の掃き溜めから」 |
解読不能 | 「解答のない問い掛け」 |
アンチクロックワイズ | 「欠け落ちる時と終末の空」 |
四季折々に揺蕩いて | 「世界は四季色に染まる」 |
絶対よい子のエトセトラ | 「今日は絶対よい子の日」 |
夕立ち | 「雨は止みましたか」 |
マリンスノーの花束を | 「世界は其処にもあった。」 |
ブラッククリスマス | 「まだ夢を見ているのはどうして?」 |
恋の始まる方程式 | 『好きになっちゃいけないんだ ―――それは恋が始まる方程式。』 |
世界を変えるひとつのノウハウ | 「誰もが違って、成り立つ世界。」 |
ユメクイ | 「その札を引いたら最後」 |
喰病しのイデア | 『或る者は満たしすぎた。』 |
人生逆転の神業 | 『或る者はずるけすぎた。』 |
夕刻、夢ト見紛ウ | 「世界は夢うつつだった」 |
この指とまれ | 『或る者は手招いた。』 |
折り紙と百景 | 『世界は色を変えた』 |
モア | 『隠して 塞いで 何も見えない』 |
万花繚乱 | 『世界は許された』 |
ラクガキサマ | 仄暗い愛唱えて ラクガキサマ |
アイスクリームコンプレックス | |
10数年前の僕たちへ | 夢は叶いましたか |
テレストリアル | 『あの星空の向こう側』 |
ひきこもらないラジオ
こちらから一覧表示されます。
After the Rainについて詳しく知りたい方は第8回をご覧ください。
ディスコグラフィ
シングル
ジャケットイラスト:M.B
【収録楽曲】
- アンチクロックワイズ(1st 2017年4月12日発売)
ジャケットイラスト:M.B
【収録楽曲】
- アンチクロックワイズ(2017年春アニメ『クロックワーク・プラネット』EDテーマ)
- 最適な人の殺めかた
- 脱落人生へようこそ
- 彗星列車のベルが鳴る
アルバム
クロクレストストーリー(1st 2016年4月13日発売)
イザナワレトラベラー(2nd 2018年9月5日発売)
7×2つの大罪(ミニアルバム 2020年8月7日発売)
関連イラスト
公式イラスト
- エイプリルフール2016企画『魔法少女あふたーざ☆れいん』
- スマホゲーム『【18】キミト ツナガル パズル』コラボ
- 1stシングル『解読不能/アンチクロックワイズ』アニメイト同時予約特典『"わすれられんぼ"しないノート』
関連タグ
歌い手 そらる まふまふ そらいろまふらー そらまふうらさか
外部リンク
After the Rain関連情報
LINE
ツイキャス
※主な告知はそらるかまふまふ、どちらかのツイキャスで生放送される。ニコニコ生放送では告知を行わないことが多いので注意。
OPENREC
ピアプロ
After the Rainの楽曲を含め、まふまふによる楽曲のインスト・歌詞を公開している。