概要
日本の女性シンガーソングライター、作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、声優。
本名:岡野 里音(おかの りお)。rionosという名前は、友達が付けたあだ名“りおのすけ”に由来し、「ちょっとギリシャっぽい不思議な感じにしたくて」と命名理由をインタビューで語っている。血液型はAB型。
経歴
母がクラシックのマリンバ奏者、父がジャズドラマーの家庭で幼少期からピアノやヴァイオリンを習って育った。高校生の頃にプレイヤーになることを諦め、体調の悪化もあって家で過ごすことが多くなる。その頃に映画やアニメ、ゲームの音楽に多く触れたことがきっかけで、家でも仕事ができる作曲家を志すようになった。
2009年に大阪芸術大学通信教育部に入学。この頃から徐々に体調も回復し、より本格的にDTMを学ぶため同年秋から音楽教室のコンピューターミュージッククラブDeeデジタルサウンドクリエイター専攻科にも通っていた。2011年には通学制の大阪芸術大学芸術学部に3年から編入した。
音楽教室で自身が歌う曲を作る機会があり、それを聴いてもらった際に評判が良かったことから自身の曲を複数のレコード会社に送ったところ、当時EMIミュージックのディレクターだった加茂啓太郎に背中を押されて、2012年に初のミニアルバム『read me.』を制作、発表する。(最初はダウンロード販売のみ。翌2013年にはCDでもリリースされた。)
その後しばらくは、加茂がプロデュースする寺嶋由芙への楽曲提供など、作曲を中心に活動していたが、ランティスのプロデューサー佐藤純之介が寺嶋由芙のシングル『#ゆーふらいと』と『猫になりたい!』を聴いて加茂に連絡を取ったことがきっかけでTVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』の主題歌プレゼンに参加し、デビューが決定。同アニメのED主題歌『ハシタイロ』で2017年にランティスからメジャーデビュー。翌2018年放送のTVアニメ『メルヘン・メドヘン』ではED主題歌の作詞・作曲に加えて劇伴も担当し、2019年にはスマホゲーム『まちむす 地球防衛ライブ』で主題歌・BGMの制作に加えて声優デビューするなど、活躍の場を広げている。