概要
Microsoft Officeに含まれるワープロソフト。
オリジナル版はMS-DOSなどに向けて1983年にリリースされた。当時のほとんどのDOS用アプリケーションと異なり、Wordは当初からマウスで操作することを前提に設計されていた。Microsoftでもかなり古株のソフトである。簡易な図表作成機能も持つ。
普通はそのまま印刷会社に入稿することはできないが、PDF出力機能を持っているほか、テキストをAdobe社のIllustratorなどにペーストすることができる。ただしWordは商業印刷への利用を想定しておらず、書き出し時にフォントの属性やレイアウトの崩れなどが発生する場合もあるので、可能なら最初からIllustratorで編集するか、InDesignのようなDTPソフトを使う方が確実である。
「Word 2007」からインターフェースが従来のツールバーからリボンに変更。リボンを最小化して作業画面を広げることができるようになった
Excelと同様マクロウイルスが多く出回っており、マクロを扱う場合注意が必要。
なお、Windowsに標準装備されているワードパッドはWordの簡易版といった存在で、Wordほどの機能はついていない。かつてはWordの文書も読み込むことができたが、WindowsVistaからは読み込めなくなっている。