アルバート・ライネン
あるばーとらいねん
CV:増谷康紀
元はUCE設計局の局長であった技術者。
かつては優秀な技術者で不可能と言われた研究を実現できるくらいの頭脳を持っており、人望が厚くカリスマ的な存在だったがそれだけUCE内では一部から疎まれていた模様。
かつて南アタリア島に落下したマクロスから外宇宙からの攻めてくるであろう異星人ゼントラーディとメルトランディの存在が判明し、それらの侵略に対抗する為の防衛兵器開発計画ライネンプロジェクトを立ち上げた。だがその兵器の誤作動による事故やUCE内部の一部の者たちの横やりによりプロジェクトが凍結された事でUCEを辞めて行方不明になっていた。
ガンアークはそのライネンプロジェクトの安全で汎用的な部分だけを継承してフィーデル・バルクホルツが開発した。
マリナ・カーソンがバスターアークと共にUCE等に対して攻撃を行う中、新造潜水艦強奪を契機に自分を研究を認めずに侵略への備えを全くしなかったUCEに対して宣戦布告を行った。
ライネンプロジェクトを復活させた上でゼントラーディなどを潰しつつUCEに復讐しようとしていた。
マリナは彼に協力しており、各地の戦場に乱入しては戦闘を行ってバスターアークの機能を最適化・向上させていった。
彼が率いるロボット部隊は大戦前にUCEで作られた機体であり、そのどれもが自家製AI搭載の無人制御ロボットばかりである。
AnotherCentury'sEpisode2 ガンアーク UCE
ビアン・ゾルダーク:スパロボにおける同じような天才科学者。こちらも地球に落ちたものから判明した異星人に対処する為の研究を行っていたが地球政府があまり対抗策を取っていない事に腹を立てて私設軍を率いて行動を起こした。
アルバート・W・ワイリー:アルバートの名前が付く天才科学者。こちらは研究を認めなかった恨みから世界征服に乗り出したと言うライネンとは異なっている。
ここからは物語の核心に迫るので注意
後にプリベンターやUCEの諜報部がライネン一味の所在を突き止めるべく徹底的な調査を行った結果、アルバート・ライネン本人はとっくに死亡していた事が判明。
しかもポセイダル軍との戦いでガンアークがバスターアーク同様にガーディアンによる砲撃を行うと言う機能を発動させた。
それまでライネンを名乗って無人ロボットとマリナを操っていたのはガンアークの開発主任フィーデル・バルクホルツだったのだ。
実はバルクホルツはライネンの息子であり、父親の研究を認めなかったUCEに復讐すると同時にゼントラーディから地球を守ろうと父ライネンを騙って行動を起こしていた。
尚、ライネンプロジェクトを中止してライネンを排斥したのはUCE内部で権力を握った地球連邦だが実はプロジェクト中止の原因となった事故はガーディアンの強力な破壊力を危険視した連邦が仕組んだ陰謀であった(恐らく悪用されるのを恐れての事だと思われる)。