概要
UCE(United Community of the Earth)は様々な外敵から世界を守るべく地球の勢力が結集して創設された地球統一機構である。
作品によっては構成される組織は地球連邦軍(宇宙世紀シリーズ)やロームフェラ財団とサンクキングダム(新機動戦記ガンダムW)、国際連合(ブレンパワード)、地球連合軍(機甲戦記ドラグナーか機動戦艦ナデシコ)、地球統合軍(超時空要塞マクロス)、プリベンター(新機動戦記ガンダムWエンドレスワルツ)など地球の勢力である。また連邦のティターンズ(機動戦士Zガンダム)、ロームフェラのOZと言った下部組織も参加している他、シーラ・ラバーナと言う協力者も存在する。
主人公部隊もこの組織の配下である。
戦力はそれぞれの組織のものが寄せ集められており、リーオーやアマゾン級宇宙戦艦、サラミス改などを有している。作中では主人公部隊以外で戦闘ロボットがあまり見かけられず、戦車や戦闘ヘリが運用されている。
作品によっては所属組織が支配権をめぐって権力抗争を行っている他、スペースノイドへの抑圧と言った負の側面も存在する。
作中では
AnotherCentury'sEpisode
当初はデルマイユ・カタロニア率いるOZが主導権を握っており、ポセイダル軍やリクレイマー、ギガノス帝国、ドレイク軍、ホワイトファング等と交戦している。
しかしOZの支配に不満を抱いたティターンズが離反している。
極秘裏に開発していたE2がポセイダル軍に奪取された結果、各敵勢力にそれが横流しされる羽目に陥り、ロンド・ベル隊がそれの奪回に当たったが戦いの最中でE2はドレイク軍と一緒に作っていたがくすねていた事が判明、そしてE2搭載ロボットで反抗的なコロニーへの弾圧やサンクキングダムへの侵攻等の横暴に打って出たため、ロンド・ベル隊や連合宇宙軍の反発を招いてしまう。
とうとうネオ・ジオンが武装蜂起し、戦いでデルマイユが殺された為にUCEは壊滅状態に追い込まれてしまう。
AnotherCentury'sEpisode2
一年戦争の後に組織された模様。当初は地球連邦軍が主導権を握っておりギガノス帝国、木星蜥蜴(正体は木連)、リクレイマーと言う3大勢力と交戦しており、それらに対抗する形でGP計画を発動した。その一方でフィーデル・バルクホルツを中心とした設計局が各組織の戦闘メカに依存しない独自戦力としてガンアークの開発を行っていた。
アルビオン隊やノヴィス・ノア、ナデシコ、マクロス等が所属している。
だがデラーズ・フリートによる騒動で世間から不信感を抱かれ、そのせいで連邦軍は権威を失い、UCEは連合宇宙軍が取り仕切る事になった。途中でドレイク軍とポセイダル軍が襲来し、それらに敵対するダバ・マイロード一味やシーラ・ラバーナ達と協力する事になる。
かつてUCEに所属していた科学者アルバート・ライネンが無人ロボット達を率いて反旗を翻した。過去にライネン主導でいずれ現れるゼントラーディに対抗する兵器を開発するライネンプロジェクトを行っていたのだが事故によってそれを中止してしまっており、それに反発したライネンを追い出した。尚、この事故は兵器の破壊力を恐れた連邦軍の差し金であった。
戦乱の途中で敵侵略軍に対抗する形で軍属として協力している民間組織を軍に組み込む形で軍備増強を行っている。だがアルビオン隊とナデシコがマクロスのフォールドに巻き込まれて地球にいない間に北米がポセイダル軍とグラドス軍に征服された上にリクレイマーとドレイクによりオルファンが浮上して危機に陥るもアルビオン隊とナデシコの帰還を契機に反攻作戦オペレーションライトニングを発動し北米奪回に成功した。
後に徹底調査でライネン本人が死亡し、彼を名乗っていた犯人はバルクホルツである事が判明し、その制圧に当たったりリクレイマーとドレイク軍も打倒に成功し、オルファンと和平を果たした。
とうとうやってきたゼントラーディとメルトランディとの戦いで勝利し、ゼントラーディや木連と和平を結んだ。
その後を描いたACE3ではUCEやゼントラーディ、メルトランディ、木連、ギガノスによる合同政府として地球連邦政府と名を変えていたが、相変わらずスペースノイドへの抑圧をしていたり、移住政策の不十分さからゼントラーディ移民の暴動が起こっていたりと問題がある始末で、それが原因で新たな戦いが起きてしまう。
