概要
CV:竹内順子
オープンワールドRPG「原神」でキィニチに付きまとう、ドット絵そのものの姿をした「偉大なる聖龍」を自称する謎の存在。
よく喋る上に口も性格も悪く、余計な事を口走ってはたびたびキィニチに封印されている。一日野放しにしておくとキィニチの一年分は喋り続ける勢いであるとか。
その正体はキィニチが遺跡で見つけた「古龍の時代の遺産」らしく、本体は古代の腕輪に封印されており、ドット絵のような姿は燃素で形作られた仮初の肉体に過ぎない。
そして力を一時的・限定的に開放する事で、真っ黒なデジタル調の巨竜へと変貌する。
キィニチとは「力を貸す代わりに、死後に身体を貰い受ける」契約を結んでいる模様。それゆえ事ある毎に宿主の死亡を願い、ピンチになると目を輝かせて喜び、時には危険な仕事になるよう自ら手を回す事もあるなど、まさに悪魔や邪竜そのもの。
だが腕利きの狩人であるキィニチがくたばる気配は一行になく、アハウ自身そのしぶとさに憤慨している。
というか、キィニチとアハウの双方が相手を「野放しにしたら碌な事にならない奴だが、利用価値はあるから手綱を握っておこう」というような認識でおり、ビジネスライクな付き合いの上では最高の相棒となっている。キャラクタームービーや戦闘能力に彼らの相性の良さを見ることが出来るだろう。
余談
- 名前の元ネタはマヤ文明の言葉で「聖なる君主」。また、キィニチと組み合わせてマヤ神話の太陽神「キニチ・アハウ」になると考察する意見もある。
- 嫌いな食べ物は冷たいもの、辛いもの、油っこいもの、匂いのきついもの、硬いもの、柔らかすぎるもの等、性格同様に好き嫌いが激しい。
- 本人は契約者の魂を喰らうと嗤うが、ご覧の人物像なので信憑性は皆無。実際の好物はケネバベリーを筆頭とした果実全般という草食竜で、傷んだ果実のジュースもそうとは知らず美味そうに飲んでいた模様。
- ナタのとある世界任務において、アハウの他にも聖龍という称号を持つ存在がおり、アハウらしきモノの事について語っている事が明らかになった事から、アハウが宣う「偉大なる聖龍」の称号が伊達酔狂や虚仮威しの類ではない事実が連鎖的に明らかになった。もっともその分、アハウが古代においてどんな存在だったのかという謎は増えることになったが。