シンテツ
しんてつ
主人公クリュウ及びプラティの父親にしてアマリエの夫、そして七鍛聖の一つ『黒鉄の鍛聖』の保有者だった人物。白い長髪をポニーテールにした顔立ちの整ったイケメンで、親友のブロン曰く女性にかなりモテていたとのこと。
物語の3年前、聖殿から地上に上がろうとしていた精霊パリスタパリスを自身が鍛え上げた3本の剣で封印し、ワイスタァンを守り抜いた英雄。その時に命を落とす結果となったが、彼の武勇は今なおワイスタァンの人々によって語り継がれており、慕われている。享年39歳。
現鍛聖のサクロやルギスタ島の村長バードンレルらの師匠でもあり、彼らは今なお尊敬しているシンテツを超えるべく鍛錬に励んでいることから、とても素晴らしい人柄だったことがうかがえる。
なお、全鍛聖を纏める金剛の鍛聖リンドウとも親友の間柄だったようで、彼には「息子はきっと俺を超える鍛冶師になる」と話していたらしい。
クラフトソード物語 クリュウ プラティ アマリエ ブロン サクロ 英雄 イケメン パリスタパリス
ここから先、クラフトソード物語ストーリー終盤のネタバレにつき注意!!!
パリスタパリスとの激闘を征し、命を落としたシンテツ。だが実はシンテツは戦いで死んだわけではなかった。
ルマリの身に起こった事件の後、パリスタパリスの半身の存在を知ったシンテツは、これ以上ルマリのような被害者を増やさぬように半身である彼らを一つに戻して元の世界『霊界(サプレス)』に送還する計画を立てる(このことは彼の弟子サクロにも伝えられていない極秘事項だった模様)。
だがパリスタパリスがとある理由(詳しくはパリスタパリスの項を参照。こちらもネタバレにつき注意)で帰ろうとしなかったため、シンテツは東方・西宝・南宝そして北宝の剣4本を封印の楔として作成(4本目の存在はデグレアのような剣及びパリスタパリスを悪用する者たちに渡さないように伏せられていた)。
だが鍛聖として相当の実力者であるシンテツの腕をもってしてもパリスタパリスを封印するには力が及ばなかった。故に彼は鍛えた4本の剣に自分の魂を注ぎこんだ。彼が亡くなったのはこのためである。
そして封印という形で時間稼ぎを行い、いつか成長した自分の子供がキュハイラと共に自分が成し遂げられなかったことを引き継いでくれることを信じ、託したのだった。
その思いを受け取った主人公はそれに応えるべく、パリスタパリスとの最終決戦へと身を投じていくこととなる。
