概要
1984年、アメリカのコモドール64用に発売。日本では翌年の12月、ケムコから発売された。
捕虜収容所に潜入し捕虜を救出すると言う内容であり、ある意味メイン画像のネタとなっているそれの先駆けであった……とは多分言えない。
何せ、このゲームを一言で言うと、「クソゲー」だからである。
なぜそうなったか
クソゲーと簡単に言う物ではないが、ある一つの基準においてこのゲームはそう烙印を押されてしまうに値するそれがあった。
ファミマガにはゲーム通信簿と言う、キャラクター・操作性・熱中度・サウンド・お買い得度・オリジナリティの6部門にて1~5点を付けて判定する読者参加型コーナーが存在したが、その中でこのダウボーイは全ロムカセットの中で最低点を記録したのだ(ただしゲーム通信簿が始まったのは85年末ぐらいからであり、またディスクシステムはお買い得度の分がないためより低い点数のゲームは存在した)。
元より戦争と言っても第二次世界大戦ではなく第一次世界大戦と言う日本人に馴染の薄いそれであり、またこの時代らしく悪い意味で洋ゲーらしい大雑把な操作性や分かりにくい設定など色々な意味で無理があったと言わざるを得なかった(カプコンが作った1942がヒットしたように、別に戦争をネタにする事は問題はなかったはずだった)。
あるいはもう少しプレイヤーの年齢が上ならば…と思わない訳でもないが、まだファミコンが出て2年半足らずのこの時期、大人がゲームをやるとか言う風潮はなく無理がありすぎたのだろう。
関連タグ
ドラゴンクエストⅡ 上述のゲーム通信簿にて最高点を獲得したゲーム。