概要
さらわれた恋人カテリーナを救出せんと旅立つ戦士アレクスを主人公としたアクションRPG。
スーパードラッケンと名乗ってはいるが中身はドラッケンとはほぼ別物であり(かなりリンクの冒険に近い)、SNES版(海外版)のタイトルはDragon viewとなっている。フランス産ではなく国産。
あらすじ
ケザー島の修行の町ファイタスで日夜訓練を重ねる戦士であるアレクスだったが、ある日、恋人のカテリーナを謎の男アルゴスに連れ去られてしまう。アレクスはカテリーナを助ける為に旅立ち、やがてカテリーナがギザという男に生贄に捧げられようとしていること、そして世界が魔界の怪物と瘴気で壊滅の危機に陥っていることを知る。
登場人物
アレクス…修行の町ファイタスの戦士。弓も魔法も手に入れた瞬間に使いこなす、すごいヤツ。一見口数が多いようにも見えるが、オープニングとラストイベント、エンディング以外はほとんど喋らない。前作の主人公の内の誰かの子孫とのこと。よく見ると結構露出が多い服装なのだが、平然と雪原の中を闊歩出来る。ゲーム開始時に名前変更可。ちなみにHPが0になると断末魔の叫びを上げる。
カテリーナ…アレクスの恋人。巫女の力を持っていた為に、魔界の入り口を解放する目的でアルゴスにさらわれてしまう。途中では出てくるたびに気絶してるのでラストまで空気。
アルゴス…ギザに協力している魔法使い。ただし魔物からの評判は良くない模様。終盤でデスナイトに殺され、アレクスにギザを救ってくれと言い残し息絶える。
ギザ…僧侶だったが、妹を亡くした無念と憎しみに囚われて世界を恨むようになってしまった。人間をやめた後は魔界の力を使い、世界を滅ぼさんと企む。
サラ…草原の町カサドラに住むギザの妹だったが病気で他界。長い年月が経った後も兄を静止してくれる者を探そうと幽霊として墓の前に佇む。カテリーナに酷似している。
ドラッケンの神々…前作のドラッケン王族八人。オルタ神殿・セクレッタ神殿の中で眠りに付いていたが、ギザを倒そうとするアレクスに力を貸す。完全に人間を敵視していた炎の連合だった連中まで特に理由付けも無く力を貸してくれるのは違和感しか無い。
その他
ガードラック・ソルドラック…
アレクスの家に代々伝わるペンダント。アレクスは当初カテリーナにこのペンダントをプレゼントしたが、カテリーナがさらわれた際に地面に落ちてしまい、再びアレクスの手元に戻る。ドラッケン島の内乱を収めた人間(前作の主人公達)にドラッケンから贈られたものであり、ドラッケンの神々の魂が加わることでガードラックからソルドラックに変化し、ギザの妖術に対抗出来るようになる。
関連タグ
ドラッケン ケムコ Infogrames インフォグラム レトロゲーム スーパーファミコン