概要
双子葉類ツツジ目の植物の一群。かつてのエングラー体系・新エングラー体系では合弁花類の代表とされたが、花弁が離生する種もある。
現行のAPG分類体系ではガンコウラン科、イチヤクソウ科、エバクリス科なども合わせて124属4000種以上が属する大きな科となった。
ツツジ、ドウダンツツジ、シャクナゲ、アザレア、コケモモ、アセビ、ブルーベリー、クランベリーなど多くが低木だが、イチヤクソウなどの草本もある。
根が浅く乾燥に弱いが、酸性土壌には強い種が多い。極地のツンドラではしばしばこの科の植物が大群落をつくる。