概要
3メートル程度に成長するカジキ。
インド太平洋の表層を遊泳して生活しており、平均移動速度は時速2km程度。
かつては時速100km以上のスピードで高速遊泳すると考えられたり、はたまたある調査の結果では最高8kmしか計測されなかった事をもって最高速度8～十数kmじゃね？みたいな言説があったりするが、2015年の研究では最高で時速約36kmを計測しており、馬鹿みたいな高速でもめっちゃ遅い訳でもなく、ほどほどに速い魚のようである。この研究でも平均速度は数kmととのこと。
小型魚や頭足類を捕食する肉食性で、獲物の目の前でいきなり背鰭を開いて混乱させ、吻を振って仕留めて食べる。また、群れを作って獲物を襲う様は大迫力で、しばしばテレビなどで紹介される。
この手の外洋生の魚にありがちだが飼育は困難で、水族館などで見られることは殆ど無いが、アクアマリンふくしまでは何度か飼育にチャレンジしており、2ヵ月ちょっとくらいの展示に成功している。
最強王図鑑では
『水中最強王図鑑』で登場。
アノマロカリス、シファクティヌス、リヴィアタン・メルビレイと戦っている。
その水泳速度と長い吻による攻撃でアノマロカリスとシファクティヌスを翻弄し、まるでレイピアのような鮮やかな突き攻撃で2匹を撃破。同様の戦術をメルビレイにも行おうとするも、メルビレイの頭部の筋肉がかなり発達していたせいで吻が抜けなくなり、そのままメルビレイが刺さったバショウカジキごと岩に頭突きした結果圧死してしまい敗北となった。
尚、この書籍に登場するバショウカジキはくすんだ茶色という体色となっている。
(イメージイラストのように青いイメージが強いが、元々カジキは神経質によって色が変化する特性を持っている。)
なおアニメ版には未登場ながらアプリで実装されている。
