CV:森川智之
概要
人物像
「賢者のパズルを狙う輩に美しき恐怖と死を与えること」を信条としているPOGの極東本部長。
通称「POGの裏の顔」と呼ばれ、解道バロンからは「ただのパズルを凶悪なパズルに作り変える冷酷な男」と呼ばれた。
性格は計算高く非情で、極東本部長という地位に対してもある程度のプライドと執着心を持っている模様。
自ら動くよりも部下を使って裏で糸を引いていることが事が多く、普段は自信と余裕に満ちた態度で部下に指示を出しているが、一度作戦に失敗したと聞くや辺り構わずコーヒーを投げ付けたり椅子を蹴り付けたりその椅子をモニターにぶん投げたりと激情的な一面も目立つ。
また劇中で唯一自らギヴァーとして出向いた際には、特に誰かと顔を合わせる訳でもないのにわざわざ紅白の意匠が施された派手な仮面を着けて行くという素敵センスの持ち主でもある。
活躍
多数の賢者のパズルを解放し、POGの脅威となりつつあった大門カイトを抹殺するべく、ルークに代わってPOGジャパンのトップの座に着いた。
が、
- 賢者のパズルがある建物を崩れやすくして解いている最中に事故死させようとする。
- カイトが渡ろうとした橋に細工して崖から落とす。
- 正解に必要な情報を隠したパズルを自ら出題する。
- 正解しても死ぬよう部下のパズルに勝手に介入する。
・・・とあらゆる知略を駆使したものの全て失敗に終わり、第11話にてルークとその部下ビショップにこれまでの違反行為を告発され、正式に解任される。
解任された後は一向に出番がなかったものの、第2シリーズ14話にてようやく再登場。
オルペウス・オーダーの新たな指揮官となり、レプリカリングをはめていた。
・・・が、その卑怯さと小物っぷりは相変わらずで、気に入らないことがある度に物に八つ当たりしている。
指揮官としての役目もあまり果たしているとは言い難く、オルペウス・オーダーのメンバーからの信頼は全くと言っていいほど無い。
その後、レプリカリングをもう一つはめて、オルぺウス・オーダーのアジトに来たカイト達に勝負を挑み、パズルを出題。多けりゃいいってもんじゃないよ。
結果、イカサマしたくせに負けるという相変わらずの噛ませ犬っぷりを発揮した。
第3シリーズでは第12話にて登場。マスターブレインとしてペルーの遺跡でカイト達の前に立ちはだかる。
エニグマと契約し、アムギーネ共和国パズル担当大統領特別補佐官になっていた。
今回はレプリカリングを両手両足に付けており「人類史上初 4つのリングの支配者」と発言している。制限時間を短く(残り3分14秒あったのに1分に)したにもかかわらず敗北。リングは4つとも外れ、バラバラになった。
そして、カイトへの恨みを全て忘れ、次に会うときには最高のパズルで腕を競い合うと約束した
…とでも言うと思ったか?
改心したかのように思われた直後、罠を使ってカイト達を抹殺しようとした。しかし、カイト達は安全地帯におり、ヘルベルト本人が罠にかかるハメに。結局カイト達に助けられ、イワシミズくんに運ばれていた。
自分のことを「私は天より遣わされた復讐の天使」と言ったりするお茶目な一面も見られた。
とまあ典型的小物として描かれているものの第2第3シリーズの戦いにおいて、パズルをカイトに評価されて一度改心したがそれを伝えられないままリングによって暴走したり、分裂した自分の意識に正々堂々勝負しなかったことを責められたりとギヴァーとして真っ当な部分は持っていたようである。