アニメ『銀河漂流バイファム』に登場する巨大ロボット兵器の呼び名。
機体のあちこちに装備されたバーニア(宇宙船等の姿勢制御用補助エンジン)が名前の由来で、宇宙空間での機動性を確保している。
主武装は手持ち式のビームガンのみで格闘戦用の刀剣を含め武器や固定武装を一切持たない。
このため、手持ちのビームガンのみに攻撃火力を依存しておりこれを失うと攻撃手段が皆無の丸腰状態になる弱点がある。
なお、多数のバーニアを装備するものの分散配置されているため基本的に大気圏内での自力飛行出来るだけの推進性能は全機種持っておらず、大気圏内用増加装備のスリングパニアの登場により宇宙空間用バーニアを持たないディルファムを除く全機種が大気圏内飛行可能となった。
オプション装備
ツイン・ムーバー
宇宙空間での長距離侵攻の際には用いられる使い捨てタイプのバーニア付き増槽でバイファム用とネオファム用の2種が存在。
スリングパニアー
大気圏内での機動性能を増強させる飛行用増加アタッチメント。スリングは「吊り下げる」、パニアーは「背負いかご」の意味。バックパックに可動式のエンジンが接合されており、発進時は地面に対して垂直または斜めに噴射、巡航時は90度稼働して、地面に対して水平に噴射するようになっている。バイファム、ネオファム、トゥランファムの各RVそれぞれに専用のスリングパニアーが用意されており、大気圏内飛行のため後付設計されたバイファム用 とネオファム用 はバックパックごとの交換と大がかりな換装が必要だがトゥランファム用は機体と同時期に並行してオプションとして設計されたため換装が容易で機体後部に可動エンジンを直接装備する。
本来は大気圏内飛行用のオプションではあるが、宇宙空間でも増加ブースターおよび増槽として使用可能で機動性・稼働時間も大きく向上するため空間戦闘でも使用される。