概要
こちら葛飾区亀有公園前派出所の主人公である両津勘吉とメインキャラクターでメインヒロインとも言うべき秋本・カトリーヌ・麗子とのカップリング。
何人か登場する女性キャラクターの中でも付き合いの長さや恋愛絡みを抜いた繋がりの多さは群を抜いており、番外編のエピソードにおいては夫婦を務める事もあった。ある意味独特の関係を築いている男女と言える。
アニメ版での主な両麗エピソード
アニメ版第304話「二人ぼっちの派出所」では大原、中川、寺井といった派出所男性陣が両津以外不在になること両津と二人だけになるのを心配した小町と奈緒子に対して麗子が「私と両ちゃんは男とか女とかを超越して気の合う友達同士」と自称したり、麗子が両津に対し「いつまでも子供のままの両ちゃんが私好きだな」と発言したり、言い寄ってくる白鳥麗次をごまかすために両津と麗子が婚約したとウソをついてキスする直前までになったり、仕事終わりに麗子が両津を夕食に誘ったり(本田が空気を読まずに割り込んだので結局行かなかったが)と全編通して両津と麗子の絡みが多いファン必見のエピソードとなっている。美人の誘いよりも後輩の世話を優先し本田と共に飲みに行く両津だが、そんな二人を麗子はあまり飲み過ぎないようにと軽く注意を促しながら優しく見送るのだった。
SP「ヨーロッパ横断!麗子救出大作戦」では麗子の父・飛飛丸が娘を結婚させるために仕組んだ麗子誘拐に両津が文字通り麗子を救うために命がけで奮闘する姿が描かれる。終盤で飛飛丸が仕組んだ茶番だったことが麗子によって知らされても両津が(財産も目的だったとはいえ)「わしは今回のことでお前のことを愛していることがわかった!」と割と本気で麗子に告白同然の言葉を放ったりしている。その後、両津が監禁場所の崩壊事故から麗子を必死で救出した。しかし両津の「2兆円と麗子はわしがゲットだぜ」という発言が気絶して目が覚めた麗子に聞かれてしまい、「本当の目的は2兆円で私はついでだったのね」と結婚の目的がバレて、彼女のビンタを受けて婚約破棄となり飛飛丸から2兆円をもらえず、更に麻里愛もお金の為だけにしか考えてなかった両津にハイキックを喰らわせた。その後、両津は一人だけスコットランドに置いてきぼりにされた。
アニメ版217話「さよなら両さん」では警察官としての素行や勤務態度を問題視した上層部によってクビになりかけた両津に対し、麗子が人肌脱いで両津を秋本財閥の研究施設で徹底的に真人間へと更生させたり、その効果で真人間になったはいいが、却ってメンタル面が弱くなってしまい家庭も持ってない自らの将来に不安を感じた両津が麗子に対し「この1週間のわしへの献身的な行為、あれはまさに君の僕に対する愛なんじゃ…!?」と両津が詰め寄り「お願いだ麗子、わしと結婚してくれ!」といきなりプロポーズしている。この一連のやり取りで注目なのが麗子の反応であり愛の部分に関して全く否定はしてない上、顔を赤くしながら「りょ、両ちゃんと結婚…」となかなかに満更でもなさそうな反応をしている。このエピソードのラストでもプロポーズされた時の反応を中川に蒸し返された時も麗子がムキになったりと地味にニヤニヤな絡みが多い。
アニメ版第293話「両さん熱愛宣言!?」では大原の紹介でお見合いする事になり(ちなみに大原部長の妻・良子はお見合い相手の知り合いでもあった)、両津は最初お見合いして振られるのかと思ったが、
お見合い相手の真琴は両津の事が好きになり付き合いしたいと申し出た。だが、小町と奈緒子は真琴に悪口を言ったりしていた。更に麻里愛も麗子から両津お見合いしていると話を聞いて駆け付け両津に問い詰め実力行使をし、真琴にも問い詰めて殴りかかろうとしたが、真琴は合気道5段を持っていたため、真琴は麻里愛を投げ飛ばし麻里愛は返り討ちにあい負けを認めた。また料理や茶道もこなしており、彼女の手作り弁当は両津以外にも大原と本田も舌鼓を打つほどであった。これを機に小町と奈緒子は真琴の実力を見せつけられ、真琴の悪口を言わなくなった。その後、小町と奈緒子は麗子に駐禁の取り締まりをしていた時に両津と真琴の二人に出会い、二人の仲睦まじい姿を見せつけられ納得いかず嫉妬し、奈緒子は「もうまるで恋人同士って感じで見せつけてくれるんですよ!」と麗子に不満をぶつけ、小町も「許せないわ。何であんなゴリラ男がモテる訳おかしいと思いません?麗子さん!」と不満をぶつけていたが、麗子は「両ちゃんの良さが分かる子がやっと現れたんだから喜んであげなきゃ」と呟いていたが、直後にため息をついて少し寂しそうな様子を見せており、小町と奈緒子は麗子の顔を見て不思議に感じていた。さらに自分に絡んできたヤクザを一言で追い返す両津の男気に魅了する。しかしうまく恋愛が進んでいることに疑問を感じた両津が真琴に事情を聞いたところ、実は彼女が子供の頃からファッションデザイナーになるためパリ留学の夢を抱いていたが両親に反対された事が判明。それを知った様子は「ワシは両親に反対されたぐらいで自分の夢を諦めるような奴は大嫌いだ!」と彼女の将来を考慮して優先させるため、敢えて自ら真琴と別れた。ちなみに麗子、本田、小町と奈緒子は両津が振られたと勘違いしていたが、麗子は少し安心した様子を見せていた。その後、大原によると両津の一言のおかげで両親を説得し、パリ留学を許してもらい、留学する事が出来た事を両津に感謝していた。
こちらも全編通してファン必見のエピソードとなっている。