人工衛星の対に位置する存在とも言えるもの。人工衛星が惑星周回軌道を回る衛星軌道にあるのに対して、太陽・恒星を周回する公転軌道上にあるものを人工惑星と呼ぶ。
太陽の観測を行う探査機の一部が人工惑星となるような公転軌道に投入されるが、観測を終了、あるいは周回軌道への投入に失敗した惑星探査機がそのまま人工惑星となる事も多い。
人工惑星となるためには地球の重力に抗うために毎秒11.2kmという高速で打ち上げなければならない。人工衛星の打ち上げでは第一宇宙速度の毎秒7.9kmで打ち上げるからものすごい速さである。