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円キャリートレード

えんきゃりーとれーど

低金利である通貨「円」を借入して、高金利の通貨に両替後、資産運用して稼いでいく取引手法。

概要編集

低金利国である日本の通貨「」を借り入れて、アメリカ新興国などの高金利通貨国に[両替]]した上で資産運用を行っていき、運用益と共に金利の利ザヤを稼ぐ取引手法。


円キャリートレードではその過程において、円を売ってドルなどの他国通貨を買うので、この取り引きが膨らんでいくと円安・他国通貨高が進むことになる。


2022年から諸国がインフレ対策を理由に利上げを敢行して高金利になった一方、日本は低金利を維持していた。

この金利差の影響があり、円キャリートレードが活発化。しばらくは各国のトレーダーの間でブームとなっていた取引だった。


だが7月31日に日銀が追加の利上げを決定。この発言によって円高も進行。

低金利で円安傾向が続くという円キャリートレードの根底は崩壊し、円高傾向になるとの見方が強まった。

利上げになれば金利差が縮小して円キャリートレードの旨みもなくなってしまい、円高になると為替差損が生じてしまうことになる。

それ以降円キャリートレードのブームは徐々に解消されていくことになる。


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